222. 純黒の悪夢 ページ22
【コナンside】
樹「奴らは車軸を爆発させてこの観覧車ごと崩壊させるつもりだ。そこで、安室さんがヘリに爆弾をぶつけて姿勢を崩し、形がわかったところでコナンがボールを使って照らす。照らされたら赤井さんが結合部を狙って…落とす。その作戦でよろしく!」
そう言った高宮さんは走り去って行き、俺達は作戦通りにヘリの姿勢を崩すことに成功した
だがその直後、最後の力を振り絞るかのように再び弾丸の雨が降り注いだ
くそ…まだ諦めてねぇのかよ!!
車軸が破壊されたら大変なことになる…!
なんとかしねぇと…!!
つか高宮さんはどこ行ったんだよ!?
___
【ギムレットside】
ギムレット「おい起きろ!キュラソー!!」
キュラソー「うっ…!?ギムレット…!!っ痛て…」
組織がさっきの行動に出た以上、キュラソーが観覧車内にいないことは容易に想像でき、探してみれば案の定気絶しているキュラソーを見つけた
目が覚めたと思えば俺の姿を確認して大声を出し、傷に響いたようだ
ギムレット「子供達は?」
キュラソー「シェリーちゃんに任せて囮になったわ。あなたがここにいるということはジン達は私が死んだと思ってくれてるのかしら?」
ギムレット「ああ、時期に向こうも片付く。それよりもう一度確認するが…お前は“白になりたい”ってことでいいんだな?」
キュラソー「ええ」
即答した彼女の目は、強い決意が表れていた
ギムレット「そうか…
正直なところ真っ白にはなれない…単純な話、白より黒の方が強いからだ。一度
キュラソー「ちゃんと理解しているわ。…ねえ、確認しておきたいんだけど…あなたは何色?」
俺は何色なんだろうか
この組織にいる以上白でないのは確かだが、黒に染まっているわけでもない
灰色…それが一番合うかな
そう答えようとした時だった
静かになったから作戦が成功したのかと思ってここで話していたが、どうやら奴らは相当諦めが悪いらしい
再び弾丸の雨が観覧車に浴びせられたと思えば次の瞬間、なんとノースホイールが転がり始めたのだ
ノースホイールの延長線上には水族館…水族館だけは停電しなかったからそこに大勢の人が集まっているのは容易に想像できる
つまり…事態は最悪の中の最悪ということ
ギムレット「話は後だ!兎に角アレを止める!!」
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湊(プロフ) - hutoさん» ありがとうございます頑張ります!そんな嬉しいお言葉を頂けるとは…(泣)これはテスト死ぬ程頑張らねば! (2021年10月9日 21時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - テスト頑張ってください!次の更新までpart1から見返します (2021年10月8日 20時) (レス) @page32 id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湊 | 作成日時:2021年8月15日 11時