【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1 (ページ31)

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【樹side】

黒羽は、何故かコナンの正体を知っている人物

そう考えるとさ、アイツよくこの長期間毛利に正体隠せてるよね

俺は一発で見抜いてしまったわけだが

おっと話がズレる

そして黒羽は、俺の仕事を結構たくさん知っている人物なのだ

けど俺も黒羽の正体が怪盗キッドだと知っているわけだし、コイツを捕まえようと思っているわけではないからWIN-WINの関係だろう

赤井さんは50(フィフティ)：50(フィフティ)って言ってたっけな

まあそれはいいや

樹「最近また次郎吉おじさんに喧嘩ふっかけてるらしいじゃん」

黒羽「売ってきてんのはあのじーさんの方だっつーの」

樹「まあいいじゃん。成功してるから今この場にいるわけだし」

黒羽「そうだけど…」

ちなみに黒羽には“高宮さん”と呼ばれているが、敬語じゃなくていいとも言ってある

だって敬語って…壁があるように感じるでしょ？

毛利とかは普通に後輩だからだけど、黒羽は高校同じじゃないし

樹「じゃあまたな」

黒羽「おう」

そう言って、俺と黒羽は分かれたのであった

＿＿＿

樹「ただいま」

？「おかえり！晩御飯作ったぞ！」

今日も“高宮”の方に帰ってきた

毎回の如く盗聴器の確認をしてテーブルへ

？「確認念入りすぎだろwそんなに警戒しなくても、お前の周りの人は大丈夫なんじゃないのか？」

樹「念のためだよ…そんなこと言ってるけど、バレたら俺よりもマズイでしょ？」

？「いやお前も大概だぞ…本当は銃刀法違反だからな？見逃してるけど」

樹「そんなことは知ってるよ」

コナンや刑事さん達が俺の部屋に入った日、ベランダの裏にガムテープで貼り付けてあったものは他でもない、“拳銃”だ

勿論組織で使う用ね？

それでも銃刀法違反に変わりはないわけだけど

樹「そういえばもう3年近く経つし、そろそろ戻っても大丈夫なんじゃない？」

？「いやぁそうなんだけど…やっぱちょっとね、怖いだろ、上司が」

樹「いや知らないよ…ま、ご飯美味しいからまだこの家にいても全然大丈夫だけどね

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＿＿＿“ヒロさん”」