【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1 (ページ35)

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【樹side】

ﾊﾟﾘﾝｯ！))

樹「どうかしたんですか！？」

お皿が割れる音がしたので行ってみると、安室さんと伴場さんが床に倒れている

安室「い、いきなりこのお客様が殴りかかって来られて…大丈夫ですか？」

伴場「触んなクソ野郎！」

伴場さんは安室さんが落とした皿で手を切ってしまっているみたいだ、血が流れている

この人相当飲み過ぎてるぞ…

樹「伴場さん、手当てを…」

伴場「この位平気平気…」

周りの友人も気にかけているようだ

佐野「伴場君、話聞いてる？」

伴場「俺が今話があんのは…初音だけだよ…」

そう言って電話を始める伴場さん

恐らく相手は初音さんだろう

伴場「ん？サヨナラ？何言ってんだ初音？おい初音！？」

ﾎﾞﾝｯ！))

その直後、爆発するような音がして外に視線をやる

するとある一台の車から出ているのは炎…

伴場「ま、まさかあの車…初音の…」

蘭「そ、そんな…！」

樹「毛利！消防車と救急車と警察に連絡！」

蘭「は、はい！」

樹「安室さん！店から誰も出さないように見張りお願いします！」

安室「え、ええ…」

俺はそう言いながら、炎上している車のもとまで行った

この燃え具合じゃ…中に人がいたらまず助からない

消防が到着するまでは…恐らく多少は時間がかかるよな…この雨だし

俺は携帯を取り出し、家にいるヒロさんに電話を入れた

樹「あ、もしもしヒロさん？部屋にあるハッキング用のパソコンで、ちょっと調べてほしいことがあるんだけど______」

この事件、殺人に見えなくもないが恐らくは______

______

小五郎「え！？殺人！？自殺じゃなくて？」

目暮「ああ…コナン君が見つけた付け爪の先にわずかに皮膚が付着していてな…聞けば彼女はあの付け爪をついさっきネイルサロンでつけてもらったそうじゃないか！」

成る程…警察は、その付け爪に付いていた皮膚が犯人のものだと考えているわけだ