20蝶 ページ23
『赤司くんっ！！痛い、離して！』
赤「っ！！
すまない、痛くするつもりはなかった…」
さっきまで強く握られていた手首を離してもらったけどまだ赤司くんの手の感触が残る
『なんで…わたしなの？
赤司くんにはたくさん女の子いるでしょ
好きだって言ってくれる女の子とか
可愛い子だったりお金のある子だったり
なのになんでこんな平凡すぎるわたしなの』
赤「君はまだわからないのか、
俺はAが好きだからこーしているんだ」
『え…？
赤司くんがわたしを、？
嘘だ、わたしお金もなければ何も取り柄もないし』
赤「そんなの関係ない。
Aが好きだ。」
『でも…わたし、好きな人いるし』
赤「そんなことわかっている。
でもその恋は叶わない。」
『なんでそんなこと…っ、』
赤「黒子がいっていた、Aのことは苦手だと」
『そ、そうなんだ…へぇ〜。
別にわたしテツくんのこと好きっていってない…よ』
頭が真っ白になっていくのがわかる
胸が痛くて苦しくて
いまにでも涙がでそうになる
必死にこらえて笑うけど
わたしの頬を熱い滴が流れた
『…あれ、なんでだろ…涙が、えへへ、おかしいな』
拭っても拭っても溢れてくる涙
赤「(ｷﾞｭ
俺はAを幸せにする
だから俺と付き合え。」
『…やだ、わたしはテツくんじゃなきゃ「Aに拒否権はないよ。いまからAは俺の彼女だ。そして許嫁だ」
『はぁ！？なにそれやだよ！絶対認めない』
赤「うるさい。俺に逆らうな
Aがいま普通に暮らせてるのは誰のおかげか知っているか？
『やだ…言わないで、知らなくていい
わたしは関係ない‥』
赤「Aが高校行くってだけでかなりのお金がかかって苦しい生活が最近安定してる理由、…見て見ぬふりをしていたんだろう？
俺がAの親にお金を『わかった、わかったから…付き合うから、やめて』
赤「ああ、それでいい。
俺の救いがなかったらAの家庭は親は家族は苦しいだろうね…俺のいうことを聞いていれば家族も幸せに暮らせる」
『こんなやり方‥汚いよ…』
貧乏な生活でこんな自分が惨めだった
お金に目がない親にも腹がたち、それ以上に
恥ずかしかった
でも苦しい生活の中わたしを高校に通わせてくれたことに感謝していた
どんなに最低なことでも
これしか道はないのかもしれない
俺に逆らうなといってる目がわたしと捉える
『わか…った』
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りりりてゃん(プロフ) - kanatanmanさん» 遅くなってしまいすみません！！ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2017年4月10日 20時) (
レス) id: b01065a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
kanatanman(プロフ) - とても面白いです！忙しいと思いますが、更新頑張ってください！ (2017年4月6日 19時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
りりりてゃん(プロフ) - リンちゃんに愛され隊1号さん» それはよかったです！！！わかります！最高にいい曲ばっかりですよね！ストーリー性がとても大好きです、わかりあえる方がいてとても嬉しいです！！ (2017年4月4日 21時) (レス) id: b01065a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんに愛され隊1号(プロフ) - ボカロも黒バスも好きなのでコラボ嬉しいです！ひとしずくさんとやま△さんの曲って素敵ですよね！ (2017年4月4日 9時) (レス) id: 1735e0571f (このIDを非表示/違反報告)
りりりてゃん(プロフ) - 湯豆腐さん» すみません、途中で送ってしまいました、、更新頑張ります！！ (2017年4月3日 23時) (レス) id: b01065a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんてゃん | 作成日時：2017年3月30日 12時
