【呪術廻戦/逆ハー】ボランティアで呪霊祓おうとしたら呪術師に勧誘されるわ、絡まれるわで勘弁してください。

オタク、遭遇する。 ページ4

「結局なんだったんだあのお化け…」


まぁ、逃げきれたんでいいんだけどさ。


もう結構経つのに、誰とも会ってないとかマ？


ここは森だしとりま、人に会いに行くか。誰でもいいから会いたい。うん。人肌恋しいよおおおおおーーー！！！




？？「…物！！」


？？「お前……で……まえ！」


？？暫く歩いていると複数人の声が聞こえた。



「(やっと人だ！！)」



声を聞く限りどうやら子供のようだ。
子供なら街への道とか教えてくれるっしょ。





声の場所は古くなった建物の近くだった。


「今どきこんな建物あるんやなあ…」



そこへ着くと道を聞ける雰囲気では無いことに気づいた。





子供が3人がうずくまってる1人の子供に対して石を投げたり苦い言葉を投げたりしていた。



子供1「化け物！」




子供2「お前なんか生まれてこなきゃ良かったんだ！」




うずくまっている子は傷だらけにもかかわらず、抵抗するようすもなくどこか諦めているような目をしていた。


「ねぇ、坊やたち、何してるの？」



子供1「な、なんだお前！」


子供1「なんでこいつなんか庇うんだよ！」




「さぁ、どうしてだと思う？」



子供1「化け物なんだぞ！」



いじめられて男の子がその言葉を聞いて、こちらへ視線を向けた。





「そうだね」


「でも私には、坊やたちの方が化け物に見えるけど。」




「!!」





子供1「な、何言って…」



子供2「お、おい！こいつ気持ち悪いぞ！早くここから離れようぜ!」



子供1「お、おう」

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