5話 ページ6
Aside
翌日.....
準備が終わり、外に出るとセノくんが木に背を預けながらこっちを見た。
セノ『準備はできたのか?』
A『うん、できたよ!暫くここに帰ってこないから掃除もしてたんだ。』
セノ『Aが留守の間俺がこの家を守るから安心しろ。』
A『ふふふっ大丈夫だよセノくん。セノくんただでさえ忙しいのに家まで任せちゃったらもっと大変になっちゃうでしょ?』
セノ『いや、お前が帰る場所は俺の居場所でもあるからな。守るのは当然のことだ。』
ふふふっ、気をつかってくれてるのかな?
A『じゃあお言葉に甘えてお願いしちゃおうかな。』
わっ、もうこんな時間だっ…
そろそろ行かないと日暮れ前に宿につかないっ!
少しは強いって自負してるけどセノくんに比べたらまだまだだし道中何があるかわかんないから…
A『じゃあ、セノくん私そろそろ行くね?ここにはまた戻ってくるし連絡もするからね!』
じゃあ、行ってきま_______
セノ『A。』
名前を呼ばれて振り返って見るとセノくんが私に抱きついていた。そしてその後離れたと思ったら首元に違和感があり、目線を向けて見るとそこには雷元素の色を示す紫の宝石が着いているネックレスが首に着いていた。
セノ『お守りだ。俺の元素が篭ってる。何かあったらお前を守ってくれる。』
A『わわ、、、きれい。ホントにいいの?』
セノ『あぁ。俺はお前にいい旅をしてきて欲しいからな。』
A『ありがたく貰うね!えへへ、、嬉しいなぁ』
もう少しここにいたい。
名残惜しい
セノくんと離れたくないけど行かなきゃっ…
さっきまでネックレスを貰って嬉しい気持ちでいっぱいだったのにこれで暫く本当にお別れてなってしまうことを考えると涙が出そうになるけど我慢しないと。
セノくんには笑顔を見せて笑顔で送って貰いたいから。
私は目頭に溜まった涙を拭いて笑顔でこういった。
A『セノくん、行ってきます______!』
セノ『あぁ。行ってらっしゃい。A。』
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さら(プロフ) - 星さん» わあああああ😭ありがとうございます😭更新は不定期ですが楽しんで貰えるよう頑張ります😊 (2022年11月7日 16時) (レス) id: 0388792945 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです!続きがとても気になります!更新楽しみにしています! (2022年11月7日 5時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - ??さん» いえいえ!こちらこそ読んでくださりありがとうございます! (2022年11月5日 21時) (レス) id: 0388792945 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - もうみんなの絡み方が好きすぎます💕いい作品ありがとうございます!💖 (2022年11月5日 20時) (レス) @page16 id: 0b0f5556f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さら | 作成日時:2022年10月25日 23時