２５，本来の目的 ページ27
．
「シオン様、A様
準備が整いましたのでこちらへ」
彼の後ろにいたアリスと王子の従者はサッと私と王子の後ろに回る。
「よろしくお願いします」
『よろしくお願い致します…』
案内を受けて会場から出ると、あの庭園とは違う道を案内される。
結局、あの方が会場に現れる事はなかった………そんな事を頭の隅で考えながら暗闇でハッキリとは見えない庭園の方向を見つめた。
「あちらは庭園がございます」
『！』
いけない…よそ見をしてしまっていた…！
『そう…なのですね……』
「私的感想ではありますが、他国の城内にあるどの庭園よりも秀でているかと思います
今は夜ですから、気になるようでしたら太陽の光のある日中にでも案内致しましょう」
他国よりも秀でている………か…
少し焦りを感じたのも束の間、その言葉に私は再び背筋を伸ばした。
確かにあの庭園は少なくとも、ヴァラリス国後宮の庭園よりも手入れが行き届き、草花は暗闇でも分かるほど生き生きとしていた。
しかし、いくらその一部を自慢するとしても他と比べる…ましてや他国の物と比べる発言はあらぬ火種を生みかねない。
それでも今現在この国は、その言葉を言えるほどの力を持っている。
そこで、愛し子である私は
今は力を持つ
急激に力を持った
過度な栄光は人格をも変化させる
我々国は総統閣下を始めとし、それぞれ力を持つ幹部達が存在する。
名や人物像の情報はないに等しいため、この機会にその者達との交流を測る必要がある。
それが今回、
今はまだ深くは入り込めないものの、おそらく
『…えぇ、是非
ご案内くださる日を楽しみにしております…』
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ルティ(プロフ) - 1さん» 時間がある時に更新していくので、是非最後までお付き合いください♪(*´꒳`*) (9月1日 18時) (
レス) @page28 id: 2e4d945607 (このIDを非表示/違反報告)
1 - 凄く面白いです。この後の展開がとても気になる。賢い女の子サイコー！ (8月28日 20時) (レス) @page28 id: 3bc86cc6f5 (このIDを非表示/違反報告)
ルティ(プロフ) - 推しが尊い国民☆さん» そう言って頂けてとても嬉しいです♪ありがとうございます！！頑張って更新するので、是非続きもお楽しみに！d(^_^o) (2023年5月1日 12時) (レス) id: 2e4d945607 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - ひやぁぁぁぁ!!!!!めちゃくちゃ大好きです!!!!!なんとなく誰が誰が予想？がつくというか…表現がとても分かりやすくて、内容がスラスラと入ってきます!!!!!とても面白いです!!!!! (2023年4月20日 22時) (レス) @page15 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルティ | 作成日時：2023年2月18日 14時
