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いちっ! ページ3

海波side




『…ふゎぁ…っ』



朝だぁ…



『着替えよ…』



ゴソゴソ…



よーし、学校の用意も出来てるし1階に行こっと

…ま、行ったところで誰もいないけど



トトトトト…



朝ごはんは菓子パンでいいかな



『いただきますっ』




数分後




『ごちそうさまでした』



さて…顔洗って歯磨きして学校行こ





『ふぅ…行ってきます』



バカバカしいな

行ってきますなんて言っても返事が返ってくるわけないのに



__



『おっはよー!』



優珠「あ、海波!おはよ〜」



秋莉「おはよ」



この2人、今日も一緒に通学してきたのか…

ちょっと羨ましかったり、なんて

私の家は2人の家よりちょっと遠いから仕方ないけど


あ、私と優珠…姉さんは離れて暮らしてるよ



優珠「知ってる?今日全学年に転校生来るんだって!」



『え、そうなの?知らなかった〜!』



…なんかおかしい

普通1日で全学年に転校生来るはずないよね…?

…要警戒かもしれないな

ていうか相変わらず女子たちがうるさい。秋莉のせいで



秋莉「とりあえず教室行くか。話してるうちに下駄箱だぞ」



『あ、ほんとだ〜!また昼休みでね!』



優珠「うん!」



__



『ガラッ)おはよー!』



女子A「あ!海波ちゃん!おはよっ」



『おはよ〜』



一応説明するね。この子は夜白友花ちゃん!席が近い友だちだよ(急な説明)



友花「昨日ね〜推しが雑談配信してたんだけどさ、もう内容が尊すぎて…!やばかった!」



『へぇ〜』



友花「それにね、うちの推し学生なんだけどね〜転校するらしいの!」



『ふぅん』



友花「歳も近いしワンチャンこの学校来るかもしれないっていう希望が…!」



『そうなんだ〜。その推しさんは何歳なの?』



友花「15歳だった気がする!」



『あ、んじゃワンチャンあるかもね。可能性限りなく低いけど(笑)』



友花「でも可能性あるならその可能性を信じる…!」



『てか会えるとは限らないんじゃない?』



友花「うっ…そういうことは気にしないのー!」



『ごめんごめん(笑)』



先生「ガララッ)はーいお前ら席につけー転校生紹介するからな」



先生のこの一言によってザワつく教室内

「男の子かなー?」とか「可愛い女子だといいな…」って言葉がめっちゃ目立つね


うん、うるさい



先生「よし、全員席に着いたな。んじゃ入ってこーい」

「あ、ちなみに3人だからな」



え、いやあの…



多くね…??

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作者名:桜雪 x他1人 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/56c459df702/  
作成日時:2021年7月30日 15時

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