めんどくせぇけど、俺の本音で我に返りやがれ。第二弾

18話後半中「支えんのが」 ページ27

・Aの小さい頃・体育館・

〜私、小さい頃からちょっと変な病気みたいなのをもってるの〜
〜たぶん病気でもなんでもないはずなんだけど...〜

貴「ｹﾎｯｶﾊｯ!...ｳｪ...!!」
〜学校に行くのが怖くて、特に体育の時とか...〜

〜学校に行こうとすると、吐き気や頭痛〜
〜それに、心臓の心拍数もはやくなっておかしくなる時もあるの〜
〜それが嫌でよく体育の時は休んでたんだ〜

〜まぁそれのせいで...〜

男の子「アイツまた休んでるぜ(小声)」
女の子「ズルくない？私も休みたいんだけど(小声)」

〜そうやってコソコソ私の話をしてた人が多かった〜
〜それも聞きたくないから、結局家に引きこもった事もある〜

----

貴「と言うこと。」
光「そっかぁ...」
貴「ズルイって思ってるでしょ？」
光「思ってない。むしろ分かるよその気持ち」
貴「え...」

光「俺も引きこもった事あるよ」
貴「そうなの？」
光「おう、俺もそんな事なったことある。まぁ今もそうだけど...w」

光「まぁ良かったよ。お前の本音っつーかそんな感じの聞けて」
貴「...ありがとう、聞いてくれて。」
光「おう。こちらこそ喋ってくれてありがと。」

〜やっぱり光君はいい人だな...〜

光「で、こっから本編だけど、なんで先生は駄目って言ったんだ？」
貴「うーん、私だけ休みばっかだったらイジメられるぞって...」
光「でもお前はそれでもいいって覚悟してたんだよな？」
貴「そう。でも駄目って言ってきて、」

貴「もうなんか吐き気と頭痛が酷くなってきて...」
光「倒れてしまったと...」
貴「そう。」

光「おけ、よく分かった。じゃあお前はゆっくり休んどけ。」
貴「え、どこいくの？」
光「ん？職員室、まぁちょっと相談してくるよ」

〜と、言ってるけど嫌な予感しかしないのは私だけだろうか...〜

18話後半「先生の役目だろ？」→←18話前半中「生徒を」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す