番人さんは秘密をたくさん持ってるようだ！

3話前半「自分の」 ページ8

・拷問部屋・

貴「ちょっと！？急に呼び出すわ、手錠付けるわってやめてくれる！？」
？「黙って座れないのか489番」

〜なんか脱獄する所を見つかって、呼び出しくらってるAです〜

？「質問するぞ」
貴「はぁ？ちょっと待ってよ！」

？「あ？」
貴「私も質問あるんだけど！？」
？「...手短に頼む。」
〜アレ、案外いい人？...じゃなくて、質問しなきゃ〜

貴「もしかして、貴方...エリートの番人さん...？」
？「そうだけど？」

貴「うわまじか最悪」
番「言いたい事全部言ったなこら。」

貴「あ、あと私の罪って何？」
番「...それは後で話す。他に質問はあるか？」
貴「ない」
番「OK。じゃあ１つ質問する。」

〜何言ってくるんだろ。むっちゃ不安〜

番「お前、確か昔は『殺し屋』なんだって？」
貴「え、なんで知ってんの？」
番「まぁ、資料見てるからな。」
貴「もう昔の話だけどね」

番「何故、危険な道を歩んだ？」
貴「んー、なんて言えばいいのかな、生まれ育ったのがそこだったから...？」
番「...もう最初から決められた道と言いたいのか。」
貴「そうそれ！」

番「なるほど、じゃあお前が先程質問してきた罪のことを回答する。」
貴「うっうん。」
〜えらい難しい言葉喋るんだな〜

番「お前罪は、俺の事を触ってきた事だ。」
貴「は？なにそれ？」
番「お前が酒を飲んでたの覚えてるか？」

----
・2日前・監獄に入る前・

貴「お兄さーん♪」
番「...」
貴「ちょっと無視しないでよー」

〜あの時のお前はだいぶ酔っていたな〜

番「俺に何のようだ。」
貴「お兄さんカッコイイね♪」
番「...。」

ギュッ！

番「おい、気安く触るな。」
貴「ねぇ！どっか連れてってよぉ！」
番「は？」

〜で、この瞬間にお前は何を持ってたか覚えてるか？〜
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貴「あ、折りたたみナイフ」
番「そう、お前は俺を狙ってた。身体を触る意味と俺を殺る意味でな。」
貴「あ！思い出した！」
番「そうか。」

番「そして俺もお前を狙っていた。」
貴「え...」
番「お前が重い罪をたくさん持ってるからな。」

〜まさかの自分の罪って「暗殺」の罪だとは〜
〜いや、もう元殺し屋(暗殺者)って昔の話だから〜
〜すっかり忘れてた。なんて言えねぇw〜

番「と言う事で。」
貴「え、何」

番「いや、色々喋ってくれたしな。」
貴「？」

番「今回は特別だぞ。」
貴「へ...？」

3話後半「罪って何？」新キャラ登場！→←次回の予告( ゜□゜ )

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