１１＊仮入部 ページ13
*
北「今日仮入部に来た
2年2組の菅原Aさんや。」
『中学生までリベロやってました！
宜しくお願いします！』
「「「「「しアース！！」」」」」
そして、
私は北さんにマネージャーの仕事を
教えてもらい、
バレー部の人達は練習を始めた。
「なぁ、菅原さん…やっけ？」
『あ、はい！』
休憩中、バレー部の人達に話しかけられた。
赤木「俺、赤木路成！
リベロやで。よろしゅうな！」
『そうなんですね！宜しくお願いします！』
その後も
バレー部の色んな人と会話をした。
まずはツッコミ担当の尾白アラン先輩、
身長の高い大耳練先輩、
そして同じクラスの銀島結…と。
『(キャラ濃ｯ…)』
休憩が終わってしばらくして、
試合形式の練習に取りかかる。
上のギャラリーでは、
「ｷｬｧｧｧ!!」
「侑くんかっこいいー！」
「治くんの方がかっこええから！」
女子達がﾜｧﾜｧ叫んでいる。
侑「…ﾁｯ、喧しいねん。」
…怖ｯ。
宮侑はあーゆうのが嫌いなのかな？
私も次のマネージャーの仕事に
取りかかろうとした時だった。
「…何あの女。」
「…ほんまや、誰やねん。」
「絶対男好きやろ、きっしょ。」
ギャラリーからﾎﾞｿﾎﾞｿと陰口が聞こえる。
『…ｯ。』
私だって別に好きでやってるわけじゃない。
それにまだマネージャーではない。
なのに…何で。
角名「菅原さん？平気？」
そう言って、私の顔を覗きこんでくる。
『あ、うん！大丈夫！
角名倫太郎くん、練習戻らないと！』
角名「角名で良いよ。
フルネームはちょっと…」
『あぁ…分かった！角名くんね！』
角名「うん。
てか、平気？辛そうな顔してたけど。」
『うん！大丈夫！』
角名「なら、良いけど…」
そう言うと、
角名くんは練習に戻っていった。
北「ほな、始めるで。」
「「「「はいっ！！」」」」
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作成日時：2020年9月16日 19時
