プロローグ ページ1
ピリリリリリリ!
ある少女が犬と戯れていると、首から下げている携帯がけたたましく鳴り響いた。
少女は手馴れた手つきでボタンを押し、携帯を耳の方へ持っていく。
ピッ
「だれー?」
『俺だ』
「オレ?オレなんて外人さんいたっけ?」
『国木田だ!!』
「どっぽかぁ、なぁんだ。どうしたの?」
『太宰が消えた。探せるか?』
「いーよ!今ねぇ、しょーてんがいの柴犬ちゃんとあそんでたの!」
『そうか。なら帰る途中で太宰を探せ。どうせいつもの川にいるはずだ』
「わかったー!じゃあねー!」
電話口からの声に手を振りながら返事をする少女。
「あ、また手ふっちゃった。うーん、くせって直らないのかなぁ。あ、でもよさの先生がくせは自分じゃないと直せないーって言ってたからむりだね!」
目の前にいる犬の頭を撫でながら立ち上がる。
「さてー、それじゃあ太宰をさがしに行きますかー!
─────異能力 犬のおまわりさん」
一言呟くと、異能特有の光が少女を包み込む。
そして、背負っていたリュックサックからまずは笛を取り出して首にかけ、次に警察帽を取り出した。
よく見ると、少女が取り出した警察帽はどこか違う。
どうやら、普通なら警察の桜のマークがあるところには、犬の足跡がついているという特別な帽子らしい。
その帽子を得意げに被ると、自分の足元に目線を移す。
目線の先には、少女の異能である犬達がずらりと整列していた。
それを見て少女は一言。
第1ワンワンおまわり隊、しゅつどー!
今日のキャラクターは?
国木田独歩:夏希の教育を太宰に任せられなくて不安な22歳。代わりに色んなことを夏希に教えている。勉強面はすべて国木田先生が担当。太宰が「料理が出来る」と知って気絶寸前になった人。
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Noir(プロフ) - 竜騎士みぃさん» あああああ本当だ!!ありがとうございます!すぐ直してきます! (2019年8月17日 1時) (レス) id: 5fb58605be (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - 20頁、福沢さんの行動文の所の名前変換が括弧になっていない気がする。(がんばれ) (2019年8月16日 17時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
Noir(プロフ) - なっつぅぅ!!さん» 太宰「あーれー」夏希「敦、太宰が飛んで行っちゃったよ?」敦「なっちゃんはあんな大人にはならないようにね。」夏希「?わかったー!」 (2019年6月1日 7時) (レス) id: ccae734d37 (このIDを非表示/違反報告)
なっつぅぅ!! - 国木田「だぁざぁいいぃぃ!!!」 (2019年6月1日 6時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
Noir(プロフ) - なっつぅぅ!!さん» 夏希「にゃんだほー!」太宰「可愛いよなっちゃんんんん!!」← (2019年5月31日 23時) (レス) id: 5fb58605be (このIDを非表示/違反報告)
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