74話!過去編 ページ33
京「渚。」
渚「ん?」
京「プロの暗殺者としてのアドバイスね。…この闘い、渚なら勝てるよ。だって戦って勝たなくていんだもん。ここは暗殺教室だよ?相手は渚が殺すべきターゲット。相手は…殺されないと余裕ぶって殺されることが理解してない哀れな人だよ。」
影「…怪我だけは、すんなよ。」
渚「…うん。頑張るよ。」
鷹「さぁこい!」
渚はナイフを持ったまま止まっている。
さて。どう動く渚。
影「…!?」
京「大胆だね。」
渚はただ歩いている。
笑って。
あいつは間抜け顏。
何が起きているのか理解できていない。
渚は、あいつにぶつかった。
…しばしの沈黙。
影「…!!」
渚はナイフを躊躇なく振った。まぁ、避けられたけど。
避けたことで体勢が崩れたから服を引っ張った。
ここで渚は後ろに回り、確実に…。
仕留めに行く。
渚「捕まえた。」
鷹「あッ…が…。」
京「こりゃ。要注意人物だなぁ…。」
影「予想の、上をいったな…。」
ほんの、数秒だったかもしれない。でも、その数秒で、確実に渚の方が上だと証明された。
みんなの常識が崩された。
京「殺気を隠して近づく才能、殺気で相手を怯ませる才能、本番に物怖じしない才能…。これらはすべて。」
影「暗殺の才能、かぁ…。って、殺気で相手を怯ませたのか?」
京「ん?あぁ。集会でね。」
影「そうなのか。」
渚「ひょっとして烏間先生。ミネ打ちじゃダメなんでしたっけ?」
殺「そこまで!勝負ありですね。烏間先生。まったく…本物のナイフを生徒に持たすなど正気の沙汰ではありません。ケガでもしたらどうするんですか。」
渚「はは…。」
影「ぜってー止めに入ったよな。」
京「ね。」
杉「やったじゃんか渚!」
影「ドキドキしたぞ。」
あ「ホッとしたよもー!」
今は、渚を褒めよう。
磯「大したもんだよ。よくあそこで本気でナイフ振れたよな。」
渚「いや…烏間先生と京治くんに言われた通りにやっただけで…。鷹岡先生強いから。本気で振らなきゃ驚かすことすらできないかなって。」
影「それでも本気で振る勇気はすごいよ。」
渚「そうかな?ありがとう…。」
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雪の結晶(プロフ) - snowrabbitさん» ありがとうございます!忙しくてそんなに更新できなくてすみません…。出来るときにしていくので気長に待っていてもらえると嬉しいです笑 (2019年1月20日 21時) (レス) id: ad87c4266b (このIDを非表示/違反報告)
snowrabbit - いつもいつもお疲れ様です。更新されるたび、楽しく読んでいます!頑張ってください!応援してます! (2019年1月20日 21時) (レス) id: 747dadf2c9 (このIDを非表示/違反報告)
Lawless(プロフ) - 雪の結晶さん» お、更新された!最近ボード来てないけど大丈夫? (2018年11月12日 23時) (レス) id: eca3588586 (このIDを非表示/違反報告)
雪の結晶(プロフ) - 狼さん» …あ。本当ですね。私疲れてたんですかね…笑 (2018年10月31日 19時) (レス) id: ad87c4266b (このIDを非表示/違反報告)
Lawless(プロフ) - ホントだw雪の決勝さん、疲れてんのかな...? (2018年10月30日 9時) (レス) id: eca3588586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪の結晶 | 作成日時:2018年8月15日 13時