双子の兄はアイドルです。 (ページ48)

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飲みページ48

大毅が北海道へ行って数日が経った。
今日は久しぶりに淳太と飲み

中「しげとうまくいってるん？」

『指輪貰っちゃった』

中「あいつそれ選ぶのめっちゃ悩んどったわ笑」

『なんか想像出来る』

中「入れ替わってアイドルやってたこと後悔してる？」

『んーん、してない』

中「今のAはめっちゃスッキリした顔しとるわ笑」

『淳太さ、なんでそんなに優しいの』

中「んー、何でやろなぁ」

『そういう教育受けてきた？笑』

中「ちゃうわ！お前がしげの彼女じゃなかったら言ってるけど、メンバーと付き合ってる限り俺は言わんよ」

『なんだそれ』

中「んで、これから仕事どうするんか決まったん？」

『うん、前の職場に戻るよ』

中「ええの？夢諦めて」

『今は時間と余裕が欲しい、だからいいの。』

中「ふーん、毎週でも通いに行かせてもらうわ」

「そんなん俺が許さんから！」

中「おっ、きたきた！」

『なんでいるの！？』

重「なんで俺が東京戻ってくる日に会ってんねん」

中「ちゃんと連絡したやろ？」

重「浮気や浮気！」

『まって、わかんない！なんで』

重「たまたま、今日こっちで全員で生放送あって帰ってきた」

『淳太仕事休みって』

中「午前中は休みやで？生放送午後からやもん」

『なんかムカつく』

重「ってことで、2人きりにして貰えます？」

中「もう少しでリハや！」

重「いやや！Aとおりたいねん！」

中「神ちゃん呼ぼ」

重「それはやめて。」

中「Aもスタッフで見に来る？」

重「それええ考えやん！」

『お兄ちゃんがいるでしょ？もう私は一般人だから』

重「そんなん関係ないやん、もうほら婚約してるんやし」

そう言いながら私の右手を淳太に
見せびらかすように目の前へ持っていった。

中「堂々と公共の場で言うな」

重「ええやろ〜」

中「元々は俺のが仲良かってんからな！お前より飲みの趣味合うし」

重「A！もう淳太と飲んだらあかん！」

『大毅も飲んだらいいじゃん』

重「俺はそんな飲まんから」

『じゃあ淳太誘おーっと』

重「あかん言うとるやろ！」

中「離れてる期間あっても仲良さそうで何よりやわ、俺先行ってるから遅れんときーや」

『淳太ありがとう』

重「やっと2人になれたな」

『頑張ってんだね』

重「当たり前や、これからAを支えて行かなあかんから」

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