双子の兄はアイドルです。 (ページ16)

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ストーカー行為ページ16

重「帰ってくるの下で待っとってん。」

『怖いんだけど』

重「ほら引いたやろ？」

『引かんやつがどこにいる？』

重「止まったエレベーター見て同じ階に上がって表札見てきた。」

『え、やばいんだけど。』

重「こうでもしな教えてくれへんやろ？」

『教えへんけど』

重「俺の事警戒してる？笑」

『そりゃするでしょ』

重「前はちょっと言い過ぎた。ごめん、」

『何急に』

重「前はあんなこと言うたけど、考えてみれば神ちゃんが言い始めたことであんたは悪ないなぁ思って」

『だからどうしたいの？』

重「俺にもわからん」

『なにそれ』

重「なぁ、Aは俺らメンバーに狙ってるやついるん？」

『狙う？なんで？』

重「いや、イケメン多いやん」

『興味ないよ』

重「絶対嘘や！」

『お兄ちゃんとも約束してんの、メンバーは好きになったらあかんって』

重「ふーん、でもええなって思ったやついてるやろ？」

『いないよ、バレずに過ごすことで精一杯やのに』

重「なら彼氏おるとか？」

『しげに関係ないよね？』

重「でも家の雰囲気見たら写真とか飾ってないしおらんの？」

『余計な詮索すんな』

重「じゃあ俺の事メンバー思ってる言うことやんな？」

『他になんかある？』

重「じゃあ今日泊めてや」

『は？むり』

重「メンバーやん！別にええやろ？」

『メンバーの前に男女。家に誰か泊めるとか嫌なの』

重「ふーん、俺はこのソファでええわ、泊めてや」

『聞いてた？』

重「聞いてた、同じ部屋ちゃうしええやん。これから神ちゃん帰ってくるまでにホテルとか泊まって2人部屋なってみ？慣れとかなどうすんの」

『慣れとかな…って』

別に慣れてないわけじゃない…
気を使うのが嫌なだけで…

重「とりあえずさ、お腹すいてん。なんか作ってや」

『はぁ！？なんで私が』

重「ええやんかー！」

ーﾋﾟｺﾝｯ

お願い、助けて…

『ちょっと待って、』

重「ん？」

『ちょっと電話してくる』

重「おう」

携帯を見るなり目を見開いて驚いてた。
そして電話をしてくるって出ていたA

見渡す部屋はほんま綺麗やし、男もいなさそう
って、別にそんなん俺には関係ないし

『ごめん、ちょっと出てくから』

重「こんな時間にか！？」

『急用、ご飯冷蔵庫から好きに温めて食べて』

重「あ、っちょ！」

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