ただ君が好き。赤 (ページ22)

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#22.引っ越しページ22

あれからすぐに東京に引っ越すことになり、
何から何までメンバーには迷惑かけっぱなしで…

神「荷物ここでいい？」

『うん！ありがとう！』

それから、敬語無し！ってルールもできて
神ちゃんとの距離も縮まったと思う。

神「まさか、のんちゃんと同じマンションに住むとは(笑)」

『いや本当にまさかだよ。』

神「なんかあったらいつでも来るから呼んでな」

『もうほんとに神です。神ちゃん以外この家にあげたくない(笑)』

神「なんでなん？」

『汚されそうやもん！しげとか入れた日にはもうめちゃくちゃにされそう…』

神「まぁ確かに想像出来んことも無いなぁ(笑)」

『ここ綺麗好き限定ハウスやから』

神「あはは！なんなんそれ！笑」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

神「誰やろ」

『はーい！』

小「引越しそば持ってきたで〜！」

神「のんちゃん！」

小「なんで神ちゃんおるん！？」

『引越しの手伝いしに来てくれたの』

小「俺が手伝う言うたやん！」

『仕事入ったって言うたから神ちゃんにお願いしたの』

小「なんでなん！同じマンションやねんから助け合おうや！俺以外に男入れたらあかんやん！」

『のんちゃんに決められたくない』

小「なんで俺にそんなに冷たいん！？」

『皆と同じ扱いしてます〜』

神「喧嘩するほど仲がいいってことやな！」

小「『喧嘩じゃない！』」

神「ほら揃った笑」

小「俺はもっと喋って仲良くなりたいのに〜」

『充分な関係です』

小「Aは素直やないな〜」

神「お腹も空いたしのんちゃんが持ってきてくれた蕎麦でも食べる？」

『そうだね！ちょうどキッチン周りも整えたばっかだし！』

神「俺が作ったるから座って休憩しとき！」

『私がやるから大丈夫だよ！』

神「朝早くから荷物の整理してたんやろ？明日はびっしり練習やし、もうすぐ新メンバーのお披露目もあるねんからな」

『じゃあお言葉に甘えて…』

小「なぁ、この写真のイケメン誰なん？」

『あー、私のお父さん』

小「えー！全然似てないやん！」

『お母さん似だったったからね笑』

小「もしかしてこれお母さん？」

『そうそう！家族写真』

小「へぇ〜！小さい頃のAめっちゃ可愛いねんけど！待ってこっちにいっぱい入ってるやん！」

アルバムの冊子を見つけた模様で一人ではしゃいでる。

『懐かしいな〜』

小「最近の写真とかないん？」

『あー…うん』

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