ただ君が好き。赤 (ページ12)

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#12.レッスンページ12

次の日からは保育士として働いて、
子ども達の申し送りもして無事に終わった。

「本当に5年間お疲れ様」

『良くして頂きありがとうございました。』

「これからの活躍楽しみにしているね、」

社長が保育園の方にも連絡してくれたようで、
すぐに話が進んで今に至る。

今日は東京でレッスン。

おじいちゃんの様子を見て新幹線に乗り込んだ。
残された時間はあと5ヶ月

桐「よ！」

『わざわざすみません…』

新幹線で来ると言ったら"駅まで迎えに行く"と
車を回してくれた私のお兄ちゃん

実は連絡先も交換してこの1ヶ月
他愛もない連絡を取り合っていた。

桐「会うのは１ヶ月ぶり？」

『そうですね、先週中間さんと会いました』

桐「淳太くんに？」

『レッスン見に来てました』

桐「土曜日大阪で生放送やからかな〜」

ーーーー

桐「おはよう〜」

『おはようございます！』

中「おはよう」

濵「照史、Aちゃんおはよう！」

桐「まだ2人？」

中「他は来てないなぁ〜」

濵「2人一緒に来たん？」

桐「そやで」

『駅まで迎えに来て下さって』

中「いつの間に仲良くなったん？」

桐「一ヶ月前にな〜」

濵「羨ましいー！！！」

そんなことを言いつつも2人で仲良くストレッチを始めた。

中「ちょっといい？」

『なんですか？』

中「この間話せんかったから、なんで急に入ろうと思ったん？」

『なんか、思いつきですかね？笑』

中「そんな思いつきで照史が仲良くなると思わんねん」

『やっぱり2人の空気感凄いですね』

中「何年一緒にいると思ってるん」

『色々あって、私の事情を知ってる唯一の人です』

中「事情？」

『まぁ、家庭内事情です』

中「なんなんそれ」

『守秘義務でお願いします』

中「意味わからんねんけど」

『言って距離置かれたり、同情されるの嫌なんで言いません。』

桐「Aもストレッチしよ〜」

濵「もう呼び捨て！？俺もしていい！！？？」

『勝手にどうぞ』

小「おはよう、相変わらず年上組早いな」

濵「望おはよう」

桐「望と同級生も来てますよ」

小「え、Aもう来てるん！！！早すぎやって！もっとゆっくりでもええのに！」

『いやいや、もう10分前だから』

中「30分前からここにおるメンバー揃ってるわ」

小「まじで！！」

それからメンバーが揃いダンスレッスンが始まった。

重岡、神山の空気が最悪だったのは言うまでもないけど…

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