No.19 ページ20
江口side
ーーーーー
江「待って」
泣いているAを放っておけなくて、強引に思わず引き止めた。
貴『なに？』
Aは普段通りに振舞っているつもりなんだろう。
けど、俺は声優だ。その演技はすぐに見破れた。
江「こっち向いて」 少し口調を強めて言う。
貴『ごめん、このあと用事あるから、急いでるんだ』
Aはそう言って強がる。 仲間なのに頼ってくれないのがすごく悔しい。
仲間というより、一人の男として、俺を頼ってきてほしい。
江「一瞬こっち向くだけでいいから」
貴『ほんとに急いでるから！』
そう言って走り出そうとするA。
俺は引き留めようと、咄嗟にAの手首を引いた。
女の子が男の力にかなうわけがなく、Aは引っ張られた反動で転倒しそうになった。
やばい と思った俺は自分の方にAの体を引き寄せた。
ハグしてる＿＿＿
一瞬、抱きしめた腕を解こうかと考えたが、Aの華奢な体を抱きしめていると、"この子を守りたい"そう思った。
少しの間、俺はAを抱きしめていた。
するといきなり、Aが声を上げた。
貴『ご、ご、ご、ごめん！』
そう言って離れようとするから、俺は抱きしめる力を強めた。
だって、Aの力になりたい、支えたい。そう思ったから。
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みお(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます(><)がんばります！ (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 3feeea8820 (このIDを非表示/違反報告)
美優 - 更新頑張ってください!!!! (2017年10月15日 19時) (レス) id: 4bb35ed287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みお | 作成日時：2017年10月15日 18時
