キラキラダンサーズになっちゃいました！ (ページ12)

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No.11 ページ12

柿原side

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ス『本日の収録はこれで以上です！お疲れ様でした！』

柿「お疲れ様でしたー」

スタッフさんや共演者さんたちに挨拶をしてアフレコスタジオを出ていく。
今日の仕事がすべて終わった。時刻は22:00。

柿「予定してたよりはやく終わったな。」

せっかくの空いた時間。
俺は、マネージャーにダンススタジオを借りられないか聞いてみた。

柿「これから使用できるダンススタジオってあるかな？」

マ『ここから近いスタジオは……○○ですね。連絡してみます。』

マネージャーからの返事を待つことにした。
仕事が早く終わった日こそスタジオを使って練習したい。
キラフェスまであまり時間はない。最高のパフォーマンスをするためなら休養の時間も削る。

マ『○○のスタジオ、使用可能です』

柿「ありがとう。じゃあ、俺はそこで練習して帰るよ。」

マ『無理しないでくださいね。お疲れ様でした』

柿「大丈夫だよ。おつかれ！」

俺はマネージャーと別れてスタジオに向かった。

スタジオにくと、時刻は22:30だった。
1人なので小さい部屋を使おうと思い、その部屋を目指して歩く。
と、そのとき、俺の使おうとしていたスタジオに電気がついてるのが見えた。

誰か使ってるじゃんか…… とがっかりして次の部屋に移動しようとしたそのとき。
俺はあることに気がついた。

柿「………スタジオ使ってるにしては静かすぎない？」

人の足音や、物音一つしない。
もしかしたらもう終わろうとしているんじゃないか、そんな期待が生まれ俺はその部屋に入ることにした。

(コンコン)
柿「失礼しまーす。ここ使いたいのですが……… って、え？！」