96:正義とは ページ6
「あー……潮田くんか。ごめんね」
「いっつ···」
耳を押さえつけいる潮田とそれを心配する茅野さんと赤羽。
赤羽は此方を睨みついてきて
「ちょ渚くん大丈夫?
ねぇ、夢無。いい加減調子のんのやめてくんない?」
私にとっては調子にのっていない。
だって前の私のように元気に話しかけてるじゃないか
「…でも、調子乗ってるのは貴方たちの方じゃない?違う違うって言っても信じてくれなくて。
証拠なんて動画だけなのに……」
「ぼ、僕たちは夢無さんが間違ってるのに反省してないから···」
反省してない···そう呟いている潮田に怒りを覚えたが、お姉さんとしてここは怒らない
「私のこと何にも知らない癖に···!!!!」
「!」
「私だって貴方たちが間違ってるのを治したいの!!なーのに貴方たちは自分が正しいぜヒャッホー思ってて、私の話なんか聞いてくれないじゃない!」
まぁ本当は期限ついてただけなんだが
「はぁ?狂ってんじゃん。お前が間違ってるから俺らが治してんだよ!!!」
「私は狂ってるよ?でもね、それ以上狂ってるのは貴方たちなの!」
正しいとかもう分からない。だって皆信じてくれないじゃん。
みんなから見て狂ってる。自覚してるよ、それは
私から見たら皆狂ってる。
自分の正義しか私は信じないわ
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北条花乃 - ゆいなお姉さんと一緒!さん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年2月1日 0時) (レス) id: 23ff4070e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいなお姉さんと一緒! - おもしろいです!更新待ってます! (2020年9月2日 16時) (レス) id: 14dd722220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:北条花乃 | 作成日時:2020年8月2日 1時