100話 一郎side ページ14
寂雷さんの言ってた事が頭から離れなかった。
一｢見做…｣
もし、彼奴が俺の知らない全く別の奴だったら…
俺は…受け入れる事が出来るだろうか…。
一｢…考えてても…何も始まらねぇよな｣
スマホをとって、見做に電話した…。
見『はい…』
一｢…もしもし｣
見『一郎?』
一｢おぅ、急に悪いな…今時間あるか?｣
見『うん…大丈夫』
一｢…今からお前の所に行っていいか?｣
見『え?いいけど…』
一｢そっか…今から行くわ｣
見『うん、分かった』
そう言って、電話を切った。
そして、俺はシンジュクに向かった…
見做の家の前に来て、急に緊張感が高まった。
一｢何をしてんだよ…俺は
大丈夫だ…俺は見做を信じる｣
その独り言が終わると同時に、見做の家のインターホンを鳴らす。
一｢ん?…
なんだ…見做ー?いるかー?｣
何回押しても、出てくる気配がない…
この時間に来ると連絡済だし、何かあったのか?
どうしようか、悩んでいると声を掛けられた。
乱｢あっれれ〜?一郎じゃーん
もしかして、一郎も見做に用事?｣
一｢乱数!?…お前…何で｣
乱｢そんなの、勿論見做に話が会ってきたんだ!!
一郎も多分同じ内容なんじゃない?｣
一｢…まさか、乱数…お前も、見做が実験体と思ってんのか?｣
乱｢そうだよ〜…一郎こそ依頼はもうやめたのになんで調べてんのさぁ｣
一｢あんな情報、気にならねぇ方がおかしいだろ…
ましてや、お前から出てる情報だ…｣
乱｢まぁ、いいや…ところで見做は?｣
一｢それが…呼んでも反応しねぇんだよ…
来る前に連絡はいれたんだが…｣
乱｢…何か…嫌な予感がするんだけど…｣
一｢嫌な予感?…なんだよそれ…｣
俺も薄々、それを感じていた…。
あいつは一体どこに行ったんだ…
｢貴様ら…そこで何をしている!?｣
一｢っ!?…中王区!｣
｢お前らは…ちょうど良かった…
わざわざ貴様らから出迎えてくれるとは…｣
なんだ…中王区…!?
俺はこれから何をされるんだ…見做は…
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カメ - すっごく続きが楽しみです！更新楽しみです！作者様のペースで更新お待ちしております！ (2021年9月16日 1時) (
レス) id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもっちもっち - はじめて！一気読みさせていただきました。とてもおもしろかったです！更新楽しみにしてます！ (2021年9月14日 19時) (レス) id: dfec547105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユミカン | 作成日時：2021年7月19日 0時
