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101話 一郎side ページ15

中王区の奴らから連れられた所は、シンジュクの倉庫…



俺達は、何故かそこに連れてこられた。


そう、俺や乱数の他に…またあのメンバー達が集まったのだ…。


そこには、見做の姿も…

見「一郎と…乱数…?


乱数も私に用が会ってきたの?」


一「あぁ…その予定だったんだが」

乱「はぁ…ついてないなぁ〜僕達」

左「んだよ…一郎のダボもいんのかよ…」

寂「一体…何が起こるのかな…?」

空「拙僧だって暇じゃねぇんだぞ…たくっ」

簓「…なんや、偉い事になってもうたな」



やはり、特殊部隊が出てきたから…あいつも…


仄「はいはーい! 皆さん注目ー



今日集まったのは…見做ちゃんがメインです!」


突然の発言に、俺達…特に見做は目を見開いていた。



一「大丈夫だ…見做


俺達が付いてる」


見「…一郎…うん」


俺は少し震えてる見做の肩に手を置いて…そう言った。確かに…こんな事になって怖ぇよな



仄「うふふ…あらあら、厚い友情ねぇ


けど、見做ちゃん?お友達に嘘はダメよ…」


見「は!?…嘘!?…一体何が言いたいの!!」


仄「…本名…








志津見海鼠子(しつみことこ)でしょ?」









今、こいつなんて言った? 志津見海鼠子…そんな訳ないだろ…



見「……え?」


仄「何よ、その顔!そんなにとぼけられたって困るわよ!」


左「さっきから何ふざけた事言ってやがんだ!!!!」



仄「そうねぇ…じゃあ…






見做ちゃんが好きでたまらない…山田一郎君?


今ここで…見做ちゃんのチョーカーを外してみてくれる?」


一「なっ!?…」


見「…っ!?…何言ってんの…それになんの意味が」




仄「意味はあるわよ〜…だって、ブラッドシスマイク


の実験体のマークが首にあるみたいだからね?

ほら、早く!それとも…強引に押さえ付けて外してやってもいいのよ?」



見「ッな!?……」


一「いいじゃねぇか、それでなんともなかったらお前ら…見做に謝れ!!」


仄「いいわよォ…何も無かったらね」




不気味な笑みを浮かべて、見下ろした。

心底不気味だ…


俺はゆっくり、見做のチョーカーに手を伸ばした。



一「…何も…ねぇんだろ?…見做」



見「……」



見做のチョーカーを外そうとした…




プルルルル


仄「!?…何よこんな時に…



はい…」



?『あら、お邪魔したかしら?仄々』


仄「あら?お姉様じゃない…どうしたの?

ちょうど今、実験体を…」



?『その必要は無いみたい…』



仄「え!?…どういう意味?」

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カメ - すっごく続きが楽しみです!更新楽しみです!作者様のペースで更新お待ちしております! (2021年9月16日 1時) (レス) id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもっちもっち - はじめて!一気読みさせていただきました。とてもおもしろかったです!更新楽しみにしてます! (2021年9月14日 19時) (レス) id: dfec547105 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユミカン | 作成日時:2021年7月19日 0時

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