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98話 (簓side)※ラップ注意 ページ10

仄「…次は私の番!!」





相手もマイクを構え、ビートに乗り出した。








仄『あらまぁ素人にしては やるわね?

褒めちゃうわ お利口さん!

残念だけど お姉さんが勝っちゃう

残念賞で 挙げるアンバーランス

興味本位で 勝ってもいいアルバム

活動休止なの? してあげるバックアップ』





見「ウッ!!…」



仄「あら?私の攻撃で倒れないなんて…




貴方…本当にラップバトルした事ないの?」



確かに…この隊長の攻撃は決して甘くは無かった。

流石に今ので倒れないのは、強すぎる…。



見「…フッ…さぁ、貴方の攻撃が弱いからじゃなくて?



素人だからって手加減し過ぎでは?」



仄「フフッ…クフフフフフっ!!



それじゃあ、多少本気で攻撃してもいいわよね?」




相手の雰囲気が一気に変わった…これはやばい。






乱「っ見做!!もういいから!!



早く下がれ!!」



見「いやよ…言ったでしょ…?


邪魔はするなって…!!

それに…っ!!?」




音楽が止まり、マイクも意図もなく電源が切れた。

これは…!?



仄「これは…キャンセラー?



何をしに来たの?合歓ちゃん?」




合「そこまでです…!!仄々さん、総理から撤退命令が…



中央区へ戻って下さい…これは命令です!!」



仄「…ハァ…あらそぉ…はーい、分かりましたぁ!



それじゃあね…見做ちゃん?またやりましょうね」



見「…フンっ…」




合歓ちゃんの突然の登場で、その場は収まった。




合「…見做ちゃん、ご迷惑をお掛けしました。

ラップバトルのメンバーも」



左「…合歓…」




見「合歓ちゃん…なんで、私なんかに」




合「見做ちゃんしかいなかったの…ありがとう





後、私いつでも待ってるから…中央区で」



そう言い残して、左馬刻には何も言わずに帰って行った。



左「…フゥ…平気かよ」



見「え…うん、大丈夫…それよりそっちの方が…」



一「俺らは大丈夫だ…ありがとな」



見「ううん、いいの…」



乱「全く、あんな無茶しちゃって〜


どうなる事かと思ったよ!!」



見「アハっ…ゴメンゴメン、結果的に良かったじゃん?」




寂「…見做くんが無事で何よりです、念の為に私の病院で見ましょうか…」



見「大丈夫ですよ!先生達の方が…」




空「大人しく言うこと聞いとけ…俺らは経験あるけど、おめぇは素人だ…後に響くぞ?」




簓「そういう事やから…俺らは気にせんと、見てもらい?」




見「…はい、分かりました」

97話 寂雷side→←97話(簓side) ※ラップ注意



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カメ - すっごく続きが楽しみです!更新楽しみです!作者様のペースで更新お待ちしております! (2021年9月16日 1時) (レス) id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもっちもっち - はじめて!一気読みさせていただきました。とてもおもしろかったです!更新楽しみにしてます! (2021年9月14日 19時) (レス) id: dfec547105 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユミカン | 作成日時:2021年7月19日 0時

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