ヒプノシスマイク Anotherstory

5話（空劫side） ページ8

ナゴヤdivision

十四の修行が終わり、獄の事務所に寄った。



空「よぉ、獄…入るぞ」


十四「しっ…失礼します」


獄「たくっお前らは…ここは一応俺の仕事場だぞ」


空「ハッ…いいじゃねぇかよ！
俺らは家族だ…そんな固いこと言うな」


十四「すっすみません」


獄「はぁ…」




ソファーに座ってテレビでも見ていると久しぶりに聞く名前が聞こえた。



空「ァ？…彼奴は見做?」


『今日のゲストはっ流行りに乗っている歌手の繪痲偽見做さんについて特集していきたいと思います！』


空「へぇー!会わねぇ内に有名になったじゃねぇか」


十四「え!?空劫さん、もしかして繪痲偽見做さんと知り合いなんすか?」


空「まぁな、高校の時によくつるんでてな…」


獄「ほぉ、そりゃすげぇじゃねぇか」


空「そういう、お前らこそ知ってんのかよ」


獄「俺はテレビとかで見るようになったくらいだ…


十四は…たしかファンだったか?」



十四「はい!!本当にこの方には助けられたというか…」



空「フーン、そんなにあいつはすげぇのか?」



十四「凄いっすよ!!なにか、心に来るものがあってついついあの人の曲を何度も聞いちゃうんす!!」



獄「てか、知り合いの癖に曲を聞いたことないのかよ」


空「ねぇよ…てか、有名になった事も知らなかった」


獄「お前という奴は…」



まっ、一郎と解散してからは1度も会えてねぇからな。少し、有名になった事を誇らしく思った。




空「けど、久しぶりに会ってみてぇな…」


なんて、久しぶりに高校の時を思い出した。

なんで、あんなことになったんだろうな…。

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