ヒプノシスマイク Anotherstory

3話(乱数side) ページ6

シブヤdivision


幻「全く……貴方と言う人は」


帝「悪かったって…お詫びにこうして飯に誘ってやったんだぜ!」


乱「僕が貸したお金だけどね!」




珍しく帝統がギャンブルに勝ったと言って奢ってくれるらしい…僕が貸したお金だけど。ついでに言うと幻太郎からも借りたらしい。



幻「ま…麻呂は現金で返して欲しかったよえー」



乱「幻太郎ってば！帝統が僕らに奢るなんて100年に１回あるかないかくらいの奇跡なんだよ!」



幻「…乱数



1000年に1度の間違いでは?」



帝「オイ!!そんなに俺はケチじゃねぇよ!!!」




いつものように楽しくシブヤの繁華街をぶらついていると何やら聞き覚えのある名前が聞こえてきた。

電気屋のテレビからで僕も思わず立ち止まってそのテレビを見ていた。




『今週のオリコンチャート一位の歌手の繪痲偽見做さんにゲストとして来てもらいました!!』



幻「乱数?…どうかしたんですか?」



帝「お？…なんだよ知り合いなのか?」



乱「まぁね！顔馴染みかな?」


幻太郎と帝統も気になったのかテレビを覗き込んだ。


幻「貴方には女性の顔馴染みが沢山いらっしゃるでしょ?」




乱「僕人気者だからねー…

この子は特別だけど」



幻「何かいいました?」



乱「なっんでもなーい！それより早く美味しいお店行こうよ!!」



帝「そうだな！」





珍しくTDDの時代を思い出した時間だった。

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