ヒプノシスマイク Anotherstory

25話 ページ28

簓「へぇ…見做ちゃんTDDと知り合いやったん」

見「はい…短い間でしたが補佐をしてましたね」

簓「ふーん」

零「そういや、簓は左馬刻と色々あったんだっけか?」

見「え?そうなんですか?」

簓「まぁな…昔彼奴と同じチーム組んどった」

初めて聞いた…まぁ、左馬刻からも聞いてないなら当たり前なんだけど。以外にも話し込んでしまって時間を気にしてなかった。

見「今何時だろ…え!?嘘」

零「なんかあったか?」

見「はぁ…終電逃してました…」

溜息をつき、仕方なく近くのホテルでと考えていた。

簓「もうそんな時間か…ここらへんあんまホテルとかないしなぁ」

見「そうなんですか?どうしよ」

零「俺もそろそろ帰るわ…またな」

簓「おぅ、ほなね」

そう言って、天谷奴さんは帰っていった。簓もお開きにするかとなっていて片付けの手伝いをしていた。

盧「わざわざありがと……」

見「大丈夫ですよ…私、急に来ちゃったから」

盧「…なぁ、もし良かったら…家泊まったら?」

見「え…けど私」

簓「何々、お泊まり!?せやったら俺もここに泊まるで!!」

盧「何でや!?」

そして、私と簓さんは躑躅森さんの家に泊まることになった。お風呂から上がった後ふと棚にある写真が目に止まった。

盧「…どないしたん?」

見「いえ…すみません勝手に見て」

盧「かまへんよ…この写真な、学生時の親友と撮った写真や」

見「へぇ」

気になった写真には見るからに楽しそうに肩を組んでる写真だった。

盧「懐かしいな…」

見「今…その人は…」

盧「…さぁ、行方不明や」

そして、躑躅森さんはアルバムを出してその人を紹介してくれた。

盧「名前は

五百城頭 靭彦……高校時の親友やった、家の親厳しくてな帰ったらやれ勉強や習い事やで嫌になってよくこいつの家に行きよった

妹もおってな、一緒に遊びよったわ」

そして、簓さんも上がってきて一緒にアルバムを見た。

簓「なんやアルバムか?…靭彦か」

盧「付き合いは、簓の方が長くなるんやないか?」

簓「せやな、小中校やからなぁ…はぁホンマになにしてんのやろか」

盧「さぁな…」

見「もう、こんな時間ですか…」

盧「ほんまやな…寝る準備しよか」

そう言って躑躅森さんはアルバムを閉じた。

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零「なぁ、最近ある噂を聞くんだけどよ」

?「どんな噂ですか?」

零「…ブラッドシスマイク

よく知ってんだろ…乙統女」


乙「えぇ…勿論」

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