19話 ページ22
簓「あらぁ、天気予報大ハズレやなぁ
見做ちゃん傘持ってきたァ?」
見「いや、持ってきてないですね…はぁ」
どうやら白膠木さんも傘を持ってきてないらしい。どうしようかと思っていると白膠木さんが何かを思いついたらしい。
簓「あっそうやっ!!ちょいと連絡して迎えに来てもらお!そしたら、見做ちゃんも一緒に濡れずに帰れるで?」
見「え?」
すると、白膠木さんは誰かに電話をし始めた。
その数分後、目の前に1台の車が止まった。
?「お前はァ……急に呼び出し思たら、なんやただの迎えやったんか!?」
簓「ええやん…俺傘もってきてないねん
それに…この子も傘持ってないし、な?」
見「えっえ?」
急に話を振られどう返事しようか困っていた。
?「はぁ、しゃあないな…今回だけやぞ」
簓「そゆことや見做ちゃん!はよ乗ろやぁ」
車に乗り、私まで送ってくれるそうだ。
?「あっそうや、俺は躑躅森盧笙と言います…高校の教師やってます」
見「あっ、私は繪痲偽見做です…よろしくお願いします、わっ私まで本当にいいんですか?」
盧「あっかまへんで…あっあの場におってキッ君だけ送らんのは…か、可愛そやろ?」
さっきとは違いその人は急にテンパリ出した。
簓「そや、零は?」
盧「さぁな、連絡しても無視されるわ…」
簓「どーせ、どっかの誰かをだまくらかしてんやろ」
見「?」
簓「もう1人の奴でな、天谷奴零ちゅう詐欺師がおんねん」
見「詐欺師!?」
そんな人が仲間なのかと驚いた。そんなこんなで駅に着いた。車から降りると、躑躅森さんは傘を貸してくれた。
見「ありがとうございました…傘は後日必ず返しますね」
盧「気にせんといて大丈夫です…きっ気を付けて」
簓「またな!気をつけて帰るんやで?」
見「はい、ではさようなら」
挨拶をして、駅のホームに向かう。その途中少しぶつかってしまった。
?「おぉ、悪ぃなぁよく見てなかった」
見「いっいえ、こちらこそすみません」
顔を上げるとサングラスと帽子を被った背の高い男の人だった。やばい、何か怒られるかなと思ったが以外にもあちらから謝ってくれた。
見「フッ服とか濡れてませんか?」
?「大丈夫だ!嬢さんこそ大丈夫か?」
見「だっ大丈夫です!」
?「そうか、それじゃあな」
そう言って去ってしまった。
?「もしもし、電話したか?」
盧『何度も掛けたわ!お前何しとったんや』
?「まぁな、ちょいとばったり有名人と会ってたところだ…」
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚果(プロフ) - 固定です…ごめんなさい (2021年5月7日 21時) (レス) id: d937bb32a6 (このIDを非表示/違反報告)
キキョウ - 名前って固定なんですか?固定でも全然いいんですけど!! (2021年5月7日 21時) (レス) id: ec88adbe82 (このIDを非表示/違反報告)
柚果(プロフ) - ありがとうございます!!もう一度見返して空劫の文字を直します!! (2020年5月22日 9時) (レス) id: d937bb32a6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯 - コメント失礼します…!みんなと夢主ちゃんとが仲良くてほのぼのしました(*^^*)伏線(?)などもあって続きが気になりました。それと、下の方も言っていますが、16話、20話の空却君の「却」が「孔」になっていました。お身体に気をつけてください(о´∀`о) (2020年5月22日 9時) (レス) id: 71646cf771 (このIDを非表示/違反報告)
柚果(プロフ) - 感想ありがとうございます!とても嬉しかったです...空劫の文字を見直してみますww (2020年5月19日 12時) (レス) id: d937bb32a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユミカン | 作成日時:2020年4月7日 0時