ヒプノシスマイク Anotherstory

13話 ページ16

乱数が連れてきてくれたところは私の好みのものが沢山あって逆に選べなくなってしまった。

見「これいいなぁ…これも捨て難い
どっちがいいかな?」

乱「僕はこれかな?」

幻「小生はこれが似合うと思います」

帝「服とか別にどれでも良くね」

乱「もぉ、これだから帝統はぁ!!」

でも、有栖川さんはなんだかんだで「これとかいいんじゃね」って提案してくれる。けど、あまりのセンスに乱数と夢野さんから却下されてた。
服も何着か買って、美味しそうな中華の店に食べに来た。

見「ここって高そうだけど大丈夫?服も奢ってくれたでしょ?」

乱「全然問題なぁいよー!!遠慮なく頼んでね!!」

帝「マジかよ!!よっしゃぁｰ!!」

幻「いや、貴方は遠慮しなさい」

それじゃあ、軽く頼もうかな。

乱「何にするか決めた?」

見「うん、冷やし中華とチャーハン、麻婆豆腐2人前に回鍋…あっ八宝菜と…」

幻「…もしかして、私達の分も頼んでくれてます?」

見「え?頼んだ方が良かったですか?」

幻「はい?…もしかして、全部自分の分ですか?」

見「そうですけど…」

幻「そうですか…」

何か、悪い事しちゃったかな。夢野さんが何か珍しい目で見てた。
注文が来て、食べていたら乱数が話しかけてきた。

乱「見做は相変わらず美味しそうに食べるねぇ〜」

見「美味しんだもん…この回鍋肉とか最高!
1口食べる?」

乱「え!いいのぉ!!ありがとう!!」

パクと食べさせる。よく、乱数は一郎や左馬刻にふざけて食べさせようとしててキレられてたのを思い出した。

帰る頃にはすっかり空は暗くなってた。3人は駅まで見送ってくれると言ってくれた。

幻「以外ですねぇ…あんな量を1人で食べ切るとは」

帝「そうだな…俺でもあんなには食えねぇ」

乱「昔からだもんねぇ!そうだァ、帝統はお金返してね!」

帝「はぁ!?奢ってくれるんじゃねぇのかよ!!それに幻太郎は!?」

乱「奢るの見做だけだし!それにさっき幻太郎はお金払ってくれたしねぇ」

帝「なんだよそりゃ!!」

有栖川さんが乱数にせがみ始めた。

幻「乱数は前からあんなキャラだったんですか?」

見「えぇ、まぁ」

幻「そうですか」

見「そう言えば、夢野さんって小説家でしたね…」

幻「えぇ、そうですがそれが何か?」

見「実は夢野さんの小説結構読んでて…私まで物語に入ったみたいですごいですね、夢野さんって」

幻「ありがとう…ございます」

少し顔を赤くして顔を背けてしまった。
駅について、3人とわかれて家路に着いた。

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