ヒプノシスマイク Anotherstory

12話 ページ15

シブヤdivisionは以外に人が多くて、スタジオに着いた頃にはヘトヘトだった。

「今日の仕事は、雑誌の取材でね何枚か写真も撮るからね」

見「分かりましたぁ、もしかして…私服で?」

「うん、何か問題でも?」

見「いや、特に」

仕事が終わり、雑誌の取材で反省した。

見「服のバリエーションが酷い…はぁ」

最近は忙しくて服も買いに行けなかったと思い、色んな服屋を回るもどれも私の好みでは無かった。

見「はぁ、このまま帰るか…」

と、諦めかけた時に声を掛けられた。

?「お姉さん?今暇かなぁ?」

見「え?…乱数!?」

?「ン？…もしかして、見做!?」

見「うん!!久しぶりー」

乱「ほんとだねぇ!!ここで見做会えるなんて僕すっごく嬉しい!!」

そう言って、昔みたいに抱き着いてきた。
久しぶりの再会に喜んでいると後2人こちらに来た。

?「全く…乱数、いきなりいなくならないでください」

?「また、女ナンパしてんなぁ」

この2人は、確か乱数と同じチームだったはず。

乱「ごっめぇん!!2人の存在忘れてたぁー、見做に夢中でね!」

?「ふざけんなよ!!」

?「ん？見做…?見做ってあの歌手の?」

乱「そうだよ!次いでだから自己紹介しなよー」

見「そうだね、改めて、歌手の繪痲偽見做です…よろしくお願いします」

?「はい、小生は有栖川帝統…しがないギャンブラーをしておりますっいて」

青髪の人が袴の人の頭を叩いた。

?「違ぇだろ!!俺が有栖川帝統だ…そんでこっちが、夢野幻太郎!」

幻「えぇ、改めて小生が夢野幻太郎です…小説家をしております」

なんか、凄く癖のある人達だなぁと思っていた。

乱「見做がこんな所で買い物なんて珍しいねぇ」

見「あぁ、ちょっとね…仕事帰りに服を買おうとしたんだけど、私の好みがなくてさ」

乱「そっか!…じゃあ、僕が見做の服選び手伝ってあげる!!久しぶりの再会も兼ねて美味しいお店も奢ってあげるね!!」

見「えぇ!!!マジで!?でもっ3人で出掛けてたんじゃなかったの?」

乱「特に大した用はないよォ!ただ…
帝統がちょぉとギャンブルに負けて服を取られちゃったから買い戻しに来ただけぇ!だから、もういいんだァ」

帝「おい!!」

乱「2人はそれでいいよね?」

幻「えぇ、麻呂は構わないよぇ〜」

帝「俺もいいぜ、丁度腹減ってたからな」

乱「そんじゃ、行こぉー！」

そう言って、乱数は私の手を引いた。

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