参拾陸話 ページ40
「与謝野、さん…?如何して、此処に…!?」
与「アンタを助けに来たに決まってるだろ!」
「…っ!!」
フ「そんな事はさせない。Aはもう、俺のモノだ。」
与「残念だけど、そうもいかないよ。Aは妾等、武装探偵社のモンだからねぇ。…渡すわけにはいかないのさ。」
与謝野さんが、私を助けに…。
嗚呼、なんて良い人達ばかりなのだろう。
本当なら、面倒臭い筈なのに。
マフィアに居たら私はこのまま見捨てられていた事だろう。
「与謝野さん、助けに来てくれて有難う御座います。けど、彼奴は私が倒します。」
与「A…っ。」
フ「…もう良いかね?待たされるのは嫌いなんだ。」
「えぇ、良いですよ。」
私が彼にそう告げると、彼はズボンのポケットから札束を二つ取り出した。
フ「_華麗なるフィッツジェラルド」
「…っ!」
そう呟き、札束を振りまいた瞬間、彼の見た目こそそんなに変わらないものの、目の輝きが先程とは全く違う。
「これは、やっかいだ…」
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ひよこリュナ(プロフ) - 芥川さんがいいです!!まだまだ芥川さんの作品少ないんで!! (2016年9月1日 21時) (レス) id: 071c21dacc (このIDを非表示/違反報告)
那月 - 芥川さんオチ希望です! (2016年9月1日 21時) (レス) id: 329c4228b4 (このIDを非表示/違反報告)
中也依存気味 - はじめまして。私は中也さんがいいと思います。 (2016年8月30日 20時) (レス) id: 51acab87f1 (このIDを非表示/違反報告)
天宮時雨 - 中也さんオチでお願いします! (2016年8月28日 23時) (レス) id: 571fb048dc (このIDを非表示/違反報告)
零奈 - 芥川さん希望で! (2016年8月16日 16時) (レス) id: 4b8aefcbeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉海 | 作成日時:2016年4月22日 20時