【文スト】私の兄はシスコンです。【芥川龍之介】

拾壱話 ページ13

｢疲れた…｣




探偵社の寮に帰り、畳の上へ転ぶ。




やっと、一日が終わった。




本当に今日は疲れる事ばっかりだ。




兄さんにはまぁ毎日だけど会うし、中原さんにも会うし…首領にも会うし。




兄さんの事に関してはもう何も気にして無いんだけどね。




｢ハァ…｣




明日も、きっと兄さんは来るんだろうな。




もう、今日はお風呂に入って寝よう。




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太｢…何か、最近静かだね。｣

敦｢そういえば、芥川が来てないですね。｣

国｢来ないのが普通なんだがな。｣




確かに国木田さんの言う通りだ。




ポートマフィアである兄さんは此処に来ないのが普通なんだ。




でも、ここ二、三週間くらい姿を見ていない。




何か、あったのかな。




与｢A、そう気を落とすんじゃないよ。｣

太｢どうせ、仕事が上手くいって無いんだろう。｣

｢そうなんですかね…｣




怪我とかしてないといいけど。




でも、毎日来ていた兄さんが来なくなるだけでこんなに寂しくなるなんて思ってもみなかったな…




国｢そんなに気になるなら仕事をしろ。気が紛れる。｣

｢うん、そうする。｣

太｢私は外回りへ…｣

国｢貴様も仕事だ！｣

太｢うぐへっ！！｣←

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