【文スト】私の兄はシスコンです。【芥川龍之介】

壱話 ページ1

−ﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯ！




太｢Aちゃん、今日も来ているよ。君の事が大好きで堪らない人が。｣

｢今日もか…｣




どうも、私芥川Aって言います。




色々あって、今は探偵社で働いています。




毎日楽しいんですけど、今日も来ました。




…私の兄が。




−ｶﾞﾁｬｯ




｢兄さn…｣

芥｢A…っ！会いたかった…っ！！｣

｢うぐぇ…っ！く、苦しいよ兄さん…っ！！｣




骨が、骨がﾐｼﾐｼいってる…っ！




折れちゃう、折れちゃうぅぅ…っ！！！




太｢君、そこら辺にしとかないとほら。Aちゃん白目向いてるよ？｣

芥｢あぁっ、すまないA…っ！｣

｢く、苦しかった…｣

芥｢本当にすまない…｣



私の兄は、芥川龍之介だ。




しかも、私達は敵同士。




だから、あんまり探偵社には来て欲しくない。




それに、兄さんが来たら国木田さんが五月蝿いし。




太｢そんなストーカー紛いの事してたら嫌われちゃうよ？｣

｢大丈夫ですよ、太宰さん。もうかなり嫌いになりそうですから。｣

芥｢…っ！？そ、そんな…っ｣




敵同士なんだから、好きとか言えないでしょ。




だから、毎日毎日来ないで欲しい…((汗

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