【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します【碧棺左馬刻】

44話 ページ44

翌日ーー

はるね「あ、杏！」

杏「あ、おはよ」

はるね「やっほ〜」

杏「さぁ、今日は何かしてくるかなー」

はるね「もしかしたら、杏にされてるかもよ？」

杏「そんときはそんときだ」

はるね「だね」

杏「てか、そんなピアス持ってたっけ？髪に映えてるね」

はるね「左馬刻さんがくれたんだ〜」

ガラッ

ざわざわとしていた教室が静まり返る。

はるね「わ〜わかりやすい」

杏「え、なんかされてる？」

はるね「いや？」

杏「あぁ、昨日のことあるからか」

はるね「あ、そっか。そーいえば」

杏「昨日楽しすぎて忘れてたわ笑」

はるね「それな」

はるねは席に着く

二郎「なーなー、前言ってた話さ」

はるね「うん。今日だよね」

二郎「うん。大丈夫か？」

はるね「うん。全然大丈夫」

二郎「兄ちゃんに話したらさ、お礼にご飯振る舞うって」

はるね「まじで！いいの！？」

二郎「や、逆にお前はいいのか？」

はるね「うん。多分お兄ちゃん今日帰ってこないし」

二郎「え、なんで？」

はるね「仕事。昨日早めに切り上げてくれてるから、多分今日はダメだね」

二郎「へぇ。そーなんだ」

はるね「うん」

二郎「そーいや、昨日学校サボったあと何してたんだ？」

はるね「んー、化粧品買ったり、ご飯食べたり、雑誌モデルにもなっちゃった」

二郎「え、まじで？」

はるね「うん」

二郎「お前美人だもんな〜」

はるね「知ってる〜」

はるね(ははっ見てる見てる。)

愛「はるねちゃん！」

はるね「ん？」

愛「昨日は、愛のお友達が間違ったことしちゃってぇ。ほんとぉにごめんね？許してくれるかなぁ？」

はるね「別に、、、私は元々なんとも思ってないよ？全く打撃なんか受けてないから。気にしないで？」

愛「そっかぁ。よかったぁ〜！」

杏(うわ〜。お互い嘘くさい笑顔。バッチバチじゃん)

愛「あ、そーだ！二郎君！」

二郎「ん？」

愛「愛、今日の宿題忘れちゃって、、、二郎君やってたりしない？」

二郎「宿題？」

愛「うん！数学の」

はるね「二郎ずっと寝てるからまず宿題の存在を知らないんじゃない？」

二郎「うん」

愛「あ、そっかぁ、、、残念」

はるね(はは。馬鹿だな。二郎がやってるわけねーだろ。下手くそめが)

愛(くっそ。こいつ嫌な顔しやがる。ニヤニヤしやがって)

二郎(放課後の勉強、、、はるねに見放されないといいけど)

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