【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します【碧棺左馬刻】

4話 ページ4

あ"あ"あ"あ"あ"〜〜〜〜！！！

終わらん！！！

いくらやっても終わらん

なんでこんなにクソ共は事件を起こしやがるんだ！！

「入間先輩。コーヒーです」

震える手がカップを持っている。

銃兎「あぁ。ありがとうございます。そこに置いといてください」

「置くところがないくらい書類が山積みですが。」

銃兎「あー、すみません。適当にのけといてください」

力の入らない手で私は重い書類を押しのける。

「わかりました。にしても、すごい量ですね」

銃兎「そうなんです」

「そりゃあ毎日毎日夜ご飯作ってる妹がいる家に帰れないわけですね」

銃兎「そうなんです」

「1週間に一度は顔を見せるという約束を破るわけですね」

銃兎「そうなんです」

「LINEだって返すの遅いですし」

銃兎「そうなんです」

「妹としては心配ですよ。入間先輩？？」

銃兎「そうな、、、、、、、、、は？」

はるね「久しぶり。お兄ちゃん」

銃兎「、、、あぁそうか。俺は疲れすぎて幻覚を見てるのか。どうりてはるねの匂いがすると思った。」

はるね「気づいてたの？まぁ、幻覚じゃないけど」

銃兎「いや、そりゃ俺だって家に帰りたいが、、、、、ちょっと待てお前。」

ｶﾞﾀｯ

銃兎がイスから立ち上がる

銃兎「発作起きてんじゃねぇか」

はるね「はは。そうなんだよね。もうさっきから震えが、、、」

ガチャ

銃兎が近くの鍵を取る

それそらサッとはるねを横抱きにして走り出す。

銃兎「薬は？」

はるね「飲んだ」

銃兎「いつ！？」

はるね「５分、、くらい、、、前」

銃兎「まだ効かないのか！？」

はるね「最近っ、、、効いてっ、くれ、な、、、く」

どんどん息が荒くなる

銃兎「いい話さなくていい」

はるね「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

ガチャッﾊﾞﾀﾝｯ!

銃兎は持ち出した鍵で会議室を開く。

銃兎「ほらここに座って」

はるね「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯハァハァ」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ!

銃兎「閉めるの忘れてた！なんで、、、って左馬刻！？いつからっ！？」

左馬刻「あぁ！？ずっといたわぼけ！！それより」

銃兎「あぁちょっと待ってくれ」

はるね「お兄ちゃんお兄ちゃん」

小声で「お兄ちゃん」と連呼する

銃兎「あぁ大丈夫だ。俺がいる。ここにいる。お前は俺が守る」

はるね「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

銃兎ははるねを抱きしめながら背をさする。

銃兎「大丈夫だ。安心しろ。ここにいる。俺はここにいる。」

はるね「ハァハァ」

左馬刻(、、、意味がわからん。何がどうなってる)

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