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藤堂side
玄「このたびの『情報歴史資料館』の閉館に伴い、所蔵されている全資料を関東図書隊が引き取ることとなった」
玄田隊長の発表に会議室は騒然となった
今は、図書特殊部隊の全体会議中
すると斜め後ろの席から、
堂「メディア良化委員会に関する歴史的な報道資料を所蔵した小田原の私立図書館だ」
と堂上二正が不機嫌な声で説明した
あぁ、郁か…笑
坂本班の隣には堂上班の皆が座ってる
手「まさかお前知らなかったのか！？」
笠「え、だって地方の私立図書館なんて知らないわよ。小田原あんまり行ったことないもん」
「郁〜、言っとくけどさ『情報歴史資料館』を知らない図書隊員なんか日野図書館を知らない図書隊員並にあり得ないからね」
愕然とした様子で言った手塚くん
隣から私も言っとく
手「信じらんねぇお前！」
笠「だって司書講習だって教えないでしょそんなん！」
手「給料上げてください。俺とこいつが同じ階級で同じ給料なんて納得できません」
郁ちゃんを無視して、後ろの堂上二正と小牧二正を振り向いた手塚くん
小「まぁまぁ、一般認知度のサンプルが隊内にいると思えばいいんじゃない？
無知には無知なりの価値があるものだしね」
小牧二正、それはフォローになってないんじゃ？
最後に突き落としが…悪気がないあたり凶悪ですよね、それ
でも、その分丁寧に説明をしてくれる小牧二正
その後、隊長から警備計画の編成が発表された。
直ちに現地警備に合流する隊と当日の輸送から合流する隊に分かれる編成になってて
私たち坂本班は即時合流となった。
それに、郁たち堂上班も
玄「なお、笠原は当日の告別式に参列する稲嶺司令の警護応援に当たるものとする」
えっ…？
隣の郁の様子を伺うと、唖然としていた
笠「どういうことですか」
会議が終わり、郁は席を立った堂上二正に詰る口調で食い下がった
笠「どうしてあたしだけ外されるんですか」
堂「適性を考えた結果だ」
笠「納得できません！ 図書特殊部隊から一人だけ応援を出す意味ってどこにあるんですか！防衛部の人員は豊富なはずです！」
堂「本来、要人警護は図書特殊部隊の任だ。今回は『情報歴史資料館』の作戦とかち合ったために防衛部に委任することになったが、うちから人員を出さん訳にはいかん」
笠「でも何でそれがあたしだけなんですか!?」
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ながおか - このような作品待ってました!!新規の方の作品だとあまりメンバーの性格とかが分からず現実と違う話し方や行動になりがちですが、長年Vクラ(16分の12？)だからか「6人がこの世界だったらこんなの言うんだろうな」など共感する点が多くありました！続き楽しみにしてます!! (2021年6月1日 8時) (
レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ruriさん» わぁー！ありがとうございます！ 割と自己満な所あるので変な所もあると思いますが、ご期待に添えるよう頑張ります！！ (2021年4月5日 19時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
ruri(プロフ) - こんな作品ずっと探していました！自分が書くと違和感ありありなんでwすごく楽しみにしています！ (2021年4月5日 11時) (レス) id: 52e4166447 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - るるるんさん» ありがとうございます！！ すごく、励みになります！！！これからも頑張りますので宜しくお願いします！！！ (2021年3月22日 8時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
るるるん - 好きです、好きです！！！！！図書館戦争組含め、恋愛要素ありつつのみんなのわちゃわちゃが好きです。ありがとうございます！影ながら応援しています！！ (2021年3月22日 1時) (レス) id: 3110676615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年3月9日 0時
