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岡田side
図書隊員「銃撃の中で隊員が保護しました。誠に申し訳ありませんでした。」
3人の図書隊員の人が頭を下げて謝っていた
駿「いえ、大丈夫です。 目を離した僕も悪いので…。すいません。
…A、なんで俺の手離した」
「えっ、」
駿「手放したやろ、あの時」
A「ごめんなさい」
駿「なんで…」
A「しゅん兄の本…」
Aは大切そうにしゅん兄の本を抱えていた
「それ取りに戻ったん…？」
駿「なんでそんなこと！」
A「だってしゅん兄の大事な本でしょ？」
平然とした顔でそう言ったA
駿「やからって、そんなこと…」
A「…約束したもん、しゅん兄の本は私が守るって」
隊員「お嬢さん、本を守る為に自分を顧みなかったのはすごいことだけど、お兄さんに心配をかけた方がダメなんじゃないかな？
だから、本を守ることは私たち図書隊に任して貰えないかな？」
A「図書隊…」
隊員「うん、お兄さんの本は必ず私たちが守るよ」
〜回想 終〜
そんなことがあってから、Aは図書隊員を目指すようになった
それも業務部じゃなくて防衛員に
Aはしゅん兄とはもう長い間会えていない
園長が会わせてくれ無くなったから
元々、あそこの園長は検閲対象図書は読ませなかったり本屋さんに連れて行かなかったりとで
園長とは決裂という形で図書隊に入ったAは、自分の出身のことは言わなくなった
俺は園の子じゃないから、たまに連絡はするけどしゅん兄の方からAには言うなと言われてる
本当はしゅん兄のことたくさん教えてあげたいけど…
本を守っている中で、しゅん兄の活躍もちゃんと見ているから大丈夫だと思う
A「聞いてる？岡田？」
「聞いてるよ、で？ その男の子がどうしたの？」
A「しゅん兄の本が一番好きなんだって」
「そっか」
A「嬉しいね、こうやって守っているものが誰かの喜びに繋がってるって」
「そうだな」
A「しゅん兄もきっと喜んでくれてるよね…」
「喜んでるよ。絶対。」
そう言うと、ニコッと笑ったAは俺の肩を組んで
A「今日は飲みに行こう！ ね？笑」
「やだよ、いつもベロベロになるまで飲むだろ」
A「飲まない、ちゃんと調整するから！」
「…絶対やで？」
A「絶対！」
「いくか笑」
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ながおか - このような作品待ってました!!新規の方の作品だとあまりメンバーの性格とかが分からず現実と違う話し方や行動になりがちですが、長年Vクラ(16分の12？)だからか「6人がこの世界だったらこんなの言うんだろうな」など共感する点が多くありました！続き楽しみにしてます!! (2021年6月1日 8時) (
レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ruriさん» わぁー！ありがとうございます！ 割と自己満な所あるので変な所もあると思いますが、ご期待に添えるよう頑張ります！！ (2021年4月5日 19時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
ruri(プロフ) - こんな作品ずっと探していました！自分が書くと違和感ありありなんでwすごく楽しみにしています！ (2021年4月5日 11時) (レス) id: 52e4166447 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - るるるんさん» ありがとうございます！！ すごく、励みになります！！！これからも頑張りますので宜しくお願いします！！！ (2021年3月22日 8時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
るるるん - 好きです、好きです！！！！！図書館戦争組含め、恋愛要素ありつつのみんなのわちゃわちゃが好きです。ありがとうございます！影ながら応援しています！！ (2021年3月22日 1時) (レス) id: 3110676615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年3月9日 0時
