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藤堂side
岡「それで、健くんが藤堂と出掛けたいって言ってるんだけど」
「マジ？」
岡「なんでも、Aの服を買いたいらしいよ笑」
そんな呑気な会話をしたのは、館外のデモ警備の最中。
図書館業務研修も一段落着いて、最近は警備のシフトも復活してる
特殊任務がない時のタスクフォースは、図書館業務と警備と訓練をローテーションする勤務体系
今日の整備対象は市内のPTA団体『子供の健全な成長を考える会』で、武蔵野第一図書館の前庭で百名ほどが集会の真っ最中。
これは、警備のいう名目の監視なんだけど、露骨に制服の防衛員がいたら反感を買うから私服の特殊防衛員が配置されてる
私達の班のほかにも、堂上班もこの警備についてる。
「うわぁ、やっぱりファッションセンス無いんだ…笑」
岡「いや、シンプル過ぎるからスカートとか履かせたいらしいよ笑」
「いや、脚は出さないよ？笑 誰が戦闘職種の女の脚を見たいのよ笑」
何だよ〜なんて言ってる隣の人はほっておく
「無事に終わりそうだね」
岡「だな」
壇上の演者を眺めながら呟いた
言葉を交わしながらも、ちゃんと周囲の様子はよく見ているからね？
すると、
パンっ！！
と乾いた破砕音がした。続けて数発。
団体の人混みが揺れる。
岡「ロケット花火や！」
岡田は打ち込まれた瞬間を見たみたい。
すると、耳にさした無線のイヤホンに堂上二正と坂本一正の声がした
堂『笠原、確保！ お前の後ろだ！』
坂『藤堂！！ 右後方だ！！』
岡田と反射的に振り向くと、見えた二人。
私は地面を蹴って走り出した。
郁ちゃんの方が二人に近かったらしい、
笠「止まりなさい！ ー止まらないとこかす！」
という声が聞こえてきたから。
そして、ダッシュして諸共に路上に転倒してた。
私も、と思い足が早い方を一息で追い上げて
「止まれっ！！」
同じようにタックルだ。
「しゃ、確保。…藤堂一士より坂本一正へ。容疑者確保しました。」
笠「笠原一士より堂上二正へ。容疑者確保しました、二名です。」
堂『よくやった。怪我はないか？』
笠「ありません、双方。でもあの…子供なんですけど。二人とも。」
郁ちゃん、手塚くん、岡田と子供を連れて合流して、少し戸惑いながら堂上二正に郁ちゃんが聞いた
堂『…取り敢えず通用口から戻って警備控え室に入っとけ。』
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ながおか - このような作品待ってました!!新規の方の作品だとあまりメンバーの性格とかが分からず現実と違う話し方や行動になりがちですが、長年Vクラ(16分の12？)だからか「6人がこの世界だったらこんなの言うんだろうな」など共感する点が多くありました！続き楽しみにしてます!! (2021年6月1日 8時) (
レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ruriさん» わぁー！ありがとうございます！ 割と自己満な所あるので変な所もあると思いますが、ご期待に添えるよう頑張ります！！ (2021年4月5日 19時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
ruri(プロフ) - こんな作品ずっと探していました！自分が書くと違和感ありありなんでwすごく楽しみにしています！ (2021年4月5日 11時) (レス) id: 52e4166447 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - るるるんさん» ありがとうございます！！ すごく、励みになります！！！これからも頑張りますので宜しくお願いします！！！ (2021年3月22日 8時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
るるるん - 好きです、好きです！！！！！図書館戦争組含め、恋愛要素ありつつのみんなのわちゃわちゃが好きです。ありがとうございます！影ながら応援しています！！ (2021年3月22日 1時) (レス) id: 3110676615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年3月9日 0時
