・EH ページ43
LT「ソラ、それ脱ぎな〜」
マイクを通してヒョンにそう言われてるAはモコモコを脱ぎ始めパーカーになったAは寒さに耐えるようにその場で体を伸ばしてる。
リハーサルが終わるとAが俺のもとへに来た。
ソラ「ヒョン、」
「ん？うわ、まだ冷たい」
ソラ「よし、」
ニヤっと笑ったAはそのままトゥギヒョンのもとへ後ろから近づきぴとっと首に手を当てた。
LT「ぬわぁっ！！？！」
ソラ「…ㅋㅋㅋ」
SM「ﾋｯ…!?!?!?」
SW「おっ…！？」
DH「はぁあああっ！」
次々と餌食になっていくメンバー達。Aはいたずらっ子な笑みを浮かべて小走りでメンバーを襲ってる。
あ…、カンインヒョンに捕まって肩で担がれて連れて行かれた。
ソラ「……」
DH(ﾊﾟｼｬｯﾊﾟｼｬｯ)
控え室ではまたモコモコに埋もれてるAがいる。
それをこれでもかってほど写真に収めるドンヘ。
カンインヒョンに担がれて帰って行ったAは全員の服に包まれ、モコモコ過ぎて身動き出来ない状態で控え室のソファーに置かれた。
なんかのキャラクターみたいで可愛い。
LT「あいご〜、ノムキヨウォ♡」
ソラ「…出してください」
YS「ㅋㅋㅋ」
ヒョンたちの寿命を縮めた罰としてこの状態にされて放置されてるAはもうみんな見世物状態だ。
本人はちょっとむすっとして不満げで、服の間から覗くAの顔をイェソンヒョンがずっとつんつんしてる。
ソラ「あ〜っ！やめてよぉっ！！」
YS「ㅋㅋㅋ」
DH(ﾊﾟｼｬｯﾊﾟｼｬｯ)
なぁ、ドンヘ。お前は撮りすぎだよ。その写真だけで容量無くなるぞ。
しばらくそんな感じで賑やかだった楽屋。みんな各々の時間を過ごしてた。
だんだん公演の時間が近づいてきてみんなそれぞれ準備を始める。
LT「1、2、3……あれ？Aは？」
SD「A？」
「A？どっか行ったの？」
LT「うん、だって、、」
人数を数えるヒョン。俺たちも一緒になって数えてる。
LT「みんなA知らない？」
KB「ねぇ、Aここだよ」
部屋の端から聞こえたキボムの声にみんなが振り返った。
そこにはモコモコのままで放置され、すやすやと眠っているAがいた。
KI「あ、忘れてた」
全員から放置され眠ってしまっていた。
忘れられたマンネはちょっぴり拗ねていた。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
