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触れたエミさんの手は冷たくて、そんなに緊張しながらも伝えてくれたことが嬉しかった
本当に嬉しい
私も大好き
早く伝えないと
繋がれた私たちの手を見るエミさんに呼びかけた
『嬉しいです、すごく
なんて言ったらいいのか、わからない
この嬉しさを表現できる言葉がない…
けど、確実に
今までで一番、どんなことよりも嬉しいです…！』
「ほ、ほんまですか？
嘘やないですか？」
『嘘じゃないです
エミさんのことが大好きです』
「やっ…！
やったぁ！！」
他のお客さんがいるって言うのにエミさんは席を立ち上がって両腕を上げて喜んだ
一斉に他の人の視線が集まる
ﾏｽﾀｰ「その様子じゃ、どうやら進展はあったようですね江見さん」
「マスター、ありがとうございます！」
ﾏｽﾀｰ「ほんま…
2人して好きなのに自信ないし、もどかしくてこっちがおかしくなるかと思ってましたよ」
後ろでいつものバイトの子がうんうんと同意している
ﾏｽﾀｰ「みなさんすいません
うちの常連同士がやっとくっついたみたいで、お騒がせしました」
エミさんの代わりにマスターが謝ると皆さんから拍手と、「素敵ねぇ」「いつもおる人やん」「お似合いや」などいろいろな声が聞こえてきた
お祝いされているみたいで嬉しい
エミさんは周りにペコペコと頭を下げてから再び椅子に座った
「ここにしてよかったです
初めは和食屋さんもええかなって思っとたんですけど、やっぱり初めてAさんと出会えたこのお店がいいって思ったんです」
『素敵、そんなに考えてくれてたんですね』
「絶対に成功させたかったんで」
『どこだって返事はYesしかないですよ』
「…ほんなら、
今からAさんは私の彼女さんでいいですか？」
『聞かんでください
ダメって言ったらどうするんですか』
「なら何度でも告白していいって言うまで諦めません」
『ふふっ、溶けてしまいそうなくらい嬉しい言葉
もちろん、私はエミさんの彼女です』
「やったぁ…！」
今度は控えめな歓喜
ほんと全部が素敵で可愛らしい
「Aさん」
『はい、エミさん』
「もう一度、好きって言ってもらえませんか？」
『欲しがりですね
大好きですよエミさん』
「あぁ、幸せや…
好きですAさん、ずっと好きでいさせてください」
『エミさんのことずっと好きでいていいなら、いいですよ』
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黒パラ(プロフ) - ピッピ168号さん» 夢主さんまで褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます！ (2023年3月3日 2時) (
レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - ラリさん» 嬉しい言葉ありがとうございます！これからも読んで頂けたら嬉しいです (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 音猫さん» コメントありがとうございます。嬉しいです！少しずつ更新していきますね (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - レモの仮眠室さん» 前のお話も読んでいただけたらより楽しめるようにしていく予定です！ (2023年3月3日 2時) (レス) @page40 id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 可愛いィィィィィィィィィィィィィ！好きですっっっっっ！emさん尊い！夢主ちゃんが可愛い！最高やん！ (2023年2月27日 4時) (レス) @page30 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒パラ | 作成日時：2023年1月31日 2時
