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もう中にいると、そう連絡が来て少し急いでカフェに入った
マスターは私の顔を見るなりにっこりと笑ってAさんのいる席へと案内してくれた
「すいません、お待たせしました」
『いえっ、全然待ってません』
正面に座る
Aさんは視線を斜め下にしてやたらと髪を触っていた
「今日の服も素敵ですね」
『えっ、あ、、嬉しいです！』
「毎日おしゃれしとるんですねえ」
『いえ、これは…
エミさんと会う用、というか…
エミさんこういうの好きかなって思って…エミさんの、ためです、』
「私のためですか！？」
流石にこれには驚いた
こんなにストレートに言われることも初めてで、ましてやそんなことされるのも初めてやったから
『似合って、ます？』
「っ、、！
はい…とてもお似合いです！」
『よかったぁ…』
2人とも顔赤くしてギクシャクして
気を逸らすようにご飯を頼もうと言ってメニューを開いた
私はハヤシライスを、Aさんはサンドイッチを注文した
「…」
あかん
なんか急に緊張が強くなって話が浮かばんくなってしまった
『…エミさんはお休みっていつですか？』
「大体週末ですよ」
『あのっ、よければですけど…』
「はい？」
『今週末とか、お出かけしませんか？』
「いいですね、行きましょう」
今週末は特に用事ないし(基本撮影以外はないですけど)
Aさんからのお誘いは断りたくない
私が行く、と返事をすれば
すごく安心したかのような表情をして笑った
『よかったぁ…』
「そんなにですか？」
『そんなにです
今日これ言うだけにどれほど緊張したか』
「私なんか誘うん緊張せんでくださいよ」
『私なんか、やないです
エミさんはきっとエミさんが思ってるより素敵なんですよ？』
「言われたことないですよそんなこと」
『なら私がたくさん言いますから、伝わってください』
「Aさんはええ人やね」
『気づいて欲しいから』
「？」
気づく？
なにに？
『エミさん鈍感やって言われません？』
「よく言われますね、たしかに」
『ですよねぇ、』
ーーーーー
余談ですが、私の中のマスターのイメージです
Picrewの「お兄さんも作れるおじさんメーカー」お借りしました
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黒パラ(プロフ) - ピッピ168号さん» 夢主さんまで褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます！ (2023年3月3日 2時) (
レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - ラリさん» 嬉しい言葉ありがとうございます！これからも読んで頂けたら嬉しいです (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 音猫さん» コメントありがとうございます。嬉しいです！少しずつ更新していきますね (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - レモの仮眠室さん» 前のお話も読んでいただけたらより楽しめるようにしていく予定です！ (2023年3月3日 2時) (レス) @page40 id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 可愛いィィィィィィィィィィィィィ！好きですっっっっっ！emさん尊い！夢主ちゃんが可愛い！最高やん！ (2023年2月27日 4時) (レス) @page30 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒パラ | 作成日時：2023年1月31日 2時
