�� ページ38
彼の豹変についていけない
「あ、あのね、後ろにAへのプレゼントがあるんだ。気に入ってくれるかわからないけど、もらってくれる？」
そのまま後ろの席をみれば
「え？」
多くの有名ブランドのロゴが入った袋
軽く狂ったんじゃないかってくらいの量があった
「好きなブランドはある？なかったら教えて欲しいな、今度買ってくるから」
「待って待って待って、もらえないよこんなに」
「全部でもなくていいよ、好きなのを選んで」
「貰えないったら！」
「でも、、、」
「急にどうしたの？別に誕生日でも特別な日でもないのに」
と言えば彼は困ったような表情をして
少し目線を下にそらして
「わ、わたしは、、Aにひどくて失礼なことをたくさんした、、、、いつでもAは私と話してくれなくなるくらい、離れて行ってしまう可能性が、十分にある、、」
「うん？」
「でも、Aは優しいから、今でも私と話してくれる、、、でも、そのAがもう、私を見てくれなくなったらって考えたら、怖くて、、その、、あの、、」
少し恥ずかしそうに次の言葉を選ぶ彼に、もしかして、とある思考がよぎる
「もしかして、夏油くん、、、私の気を引きたくて、必死になってる？」
「っ！」
カァァァっといっきに赤くなる彼
耳から首までそれはもう今まで見たことがないくらい赤くなっている
え、え、？
なにその表情、
その反応
今まで見たことない、
「っ〜〜〜！？」
だめ、だ
きゅんきゅんとうずく
体が熱い
「か、かわいい…」
「え？」
「げ、とうくん、、かわいい…」
「私が、かわいい、の？」
「今まで、そんな顔見たことない…」
「あ、ぅぁ、だめ…恥ずかしいから、みないで…」
両手で顔を覆って隠そうとする彼
その反応がまた可愛くて、再び体がきゅんきゅんと疼いてしまう
「ん、隠しちゃダメ…」
隠そうとする彼の手を離そうと彼の手に触れた
「っ！ぅあ、や、ダメ…」
「や、めてA、いじわる、しないで」
「ふふ、かわいい。夏油くんかわいい」
「も、もうだめ…」
急に脱力してシートに寄りかかった彼
「え、え？夏油くん？夏油くん！？」
「あぅぅ…」
ショートしてしまったみたいです
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渦 - めっちゃ面白かったです！ (11月28日 21時) (
レス) @page30 id: eee88a9d5d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴアメ - めちゃくちゃ面白かったです！これからも更新頑張ってください！！ (2021年4月23日 23時) (レス) id: 77a7bd0b14 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 律さん» 追記しておきます！ (2021年3月6日 19時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
律 - メーカーってなんのメーカーですか？教えてください！更新頑張ってください！ (2021年3月6日 18時) (レス) id: 6ea500aa96 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！！がんばります (2021年3月6日 15時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒パラ | 作成日時：2021年3月4日 22時
