勇気と慈愛 tri Ⅱ (ページ30)

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母「なるほどねぇ…」

『きっと私が邪魔なんですよ

　仕事に専念したいのに私がいるから気になるんでしょう』

父「そんなこと、ないと思うけどねぇ

　俺も光が知らない男の子と家で何かしてたら怒るかもしれんしな」

ﾋｶﾘ「絶対やめて」

ﾀｲﾁ「しばらく家にいるのかな？」

『たぶん、そうだと思う』

ﾀｲﾁ「俺が話に行くよ」

『でも…』

ﾀｲﾁ「A、怖いだろ？

　俺がなんでそんなに厳しくするのか聞いてくる
　納得いかなかったらAは絶対に帰さないし、別れろって言われても絶対に別れないから」

母「帰さないですって」

『、、、嬉しい』

母「もぉー、可愛い子たち

　さぁ、今日はもう疲れたでしょ？
　太一の部屋にお布団敷いたからそこで寝てね

　朝ごはんも食べて行って
　好きなだけここにいていいからね」

『ありがとうございます、

　本当にありがとうございます』

母「いいのよぉ
　ヴォーボちゃんもいてくれたらアグちゃんもテイルちゃんも楽しいでしょうしね」

父「ドラゴンに恐竜なんて、俺なんかワクワクする」

ﾀｲﾁ「いつまでも少年かよ」

・

・

・

お風呂も借りて

お母さんから服も借りて布団に入った

同じ布団も勧められたけど(お母さんに)
流石に遠慮した

『ありがと、連れ出してくれて』

ﾀｲﾁ「もういいよ、もっと楽しい話しようぜ」

『ふふ、何話そうね』

ﾀｲﾁ「あっ、そういえばさ

　大輔がAの事知ってたんだよ
　Aさんにも助けてくれてありがとうって伝えてくださいって言われて

　ミヤコも賢もまた会いたいって言ってて

　あいつらがデジタルワールドに行ってた時Aは海外だったし
　なんで知ってたんだ？」

『それは

　みんながこっちでデジタルワールドに呼ばれてた時
　同じように私も向こうからデジタルワールドに呼ばれた時があったの

　急に学校のパソコンが光って、そのあとデジヴァイスが反応して

　それでデジタルワールドに行ったらみんながいたんだ』