勇気と慈愛 tri Ⅱ (ページ21)

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「、、、ほんとに何にも思ってないだろうな」

「あー…

　ガキの頃は、まぁ、、、」

「は！？」

『そうなると…私も少し、、、、』

ヤマトもAも視線を泳がせて何かもごもごしてる

その様子に空とミミ、光が反応し、話を聞きだした

「あーー、、、まぁほんとに少しだけ、だぞ

　クラス一緒でいろいろ話して１番仲いい感じで…

　まぁお互いの家よく行ったり悩み相談したりしてるうちにだんだん好きとかそういうのなくなってきて慣れて来てって感じだな」

『私も、昔からすごい気にかけてくれて、、、

　デジタルワールドに行って太一くんのこと気になり始めたけど太一くんと空ちゃんの様子見て太一くんは空ちゃんが好きなんだって思って少し落ち込んでるときにね、ヤマトくんが傍にいてくれて

　辛い時気づけばヤマトくんがいてくれて少し好きになってた時は、、、あった、かなぁ…』

俺はAを抱きしめてヤマトを威嚇

「今はそんなんねぇから！」

「ほんとだろうな…

Aも、」

『太一くんが大好きだよ、この想いは疑われたくないな』

「、、、

　兄妹みたいに思ってても、あんまり仲良くしすぎんなよ」

なんて言えばミミが「きゃ～！嫉妬！！」と望月を抱きしめてぴょんぴょん跳ねた

『嫉妬、しないで』

優しい声色でそういったかと思えば俺の腕の中で背伸びをして

ちゅ、

口の少し下、アゴらへんに柔らかい感触がしてキスされたと感じた

「っ～～！！！」

『あなただけ、好きだから』

「おれもだよ！！！」