�� ページ18
「ヴォルニッケ・フレア！」
「ホーリーフレイム！」
究極体になったパートナーデジモンたちによりメイクーモンは動くをだんだんと鈍くしていった
「メイちゃん…
ぁ…」
望月のデジヴァイスが光ると
俺たちのパートナーデジモンたちも光り輝きその光はオメガモンに集まっていった
オメガモンのマントが羽になり、全身が白く輝き始め新しい姿に変身を遂げた
オメガモンが腕を振るとメイクーモンの黒い羽は切られうなり声をあげた
更に一振り、もう一振りと羽がもがれていく
苦しんでいる姿が見える
だけど俺たちは誰も顔を背けない
全員がつらそうに、悔しそうに唇をかみオメガモンとメイクーモンを見つめていた
そして最後の一振り
ズバァ！
メイクーモンの体は２つに咲かれた
メイクーモンの体が海に落ちるとそこが光り輝き渦を巻き、消えてしまった
俺たちの世界も光を取り戻した
「だんだん…」
・
・
・
戦いが終わり幼年期に戻ったデジモンたちが戻ってきた
朝日が昇り本当に終わったのだとみんな肩の力が抜けて呆然としていた
俺も黙って振り返ってみんなを見る
望月は悲しそうで、それでいてもう後悔はないような顔をしていて、メイクーモンとしっかり別れができたのだろうと感じた
「、、、」
一人一人の顔を見てそして最後で止まる
A、、、
Aも俺の方をじっと見て、少しずつ涙目になっていった
”『こんな方法しか、思いつかなくてごめんね。
でも、あなたじゃないとだめなの…世界を救うにはあなたが必要なの。
先生が託してくれた希望、、私も太一くんに託したい』”
”『あなたのすべてに、恋をして、、あなたを好きになれて、、本当に幸せだった…！
ずっと、大好き』”
両想いだって知れて、ようやくつながれた俺たち
そしてもう2度と会えなくなってしまうと覚悟を決めて別れた俺たち
俺はいてもたってもいられなくて、コロモンをおろしAのもとに走っていった
「A！！」
目の前についてAの手首をつかみ思いっきり俺の方にひいた
『あっ、』
そしてAを受け止めて力いっぱい抱きしめた
『た、たいちくん、、！？』
あぁ、Aだ…
更にぎゅっと力を込めた
「太一！？」
「太一さん！？」
「えぇぇ！どんな状況！？」
周りの声なんて知らない
俺はAに言わなきゃいけないことがあるんだ
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作者名：黒パラ | 作成日時：2022年8月18日 23時
