私と彼が組んだ日から ページ12
ふと、中也が口を開く
中:そういやぁ…俺と手前とで組んでもう結構経つよな
桜:……そうだったかしら…?
興味無さそうに答える桜に中也は「そうだよ」と告げる
桜がポートマフィアに入ったのは鏡花と同じ頃
しかし鏡花は今は桜には遠い光の中に行ってしまった
桜:でも、まぁ……私はあの子より闇の中にいるからね…
中:…鏡花と同じ場所に行ってみてぇと思うか?
鏡花と同じ場所、それは鏡花にとって光を与えてくれた場所であり……敵である『武装探偵社』の事だ
桜:…行きたい……と言うより、見てみたいって言うのはあった、かな
中:?あった?何で過去形なんだよ
桜:だって、鏡花の笑顔見たら大体わかるわよ。それに、あの子…人虎くんに言ってたじゃない、「ただいま」って
組合戦、白鯨が墜落した時のこと
鏡花は自分の乗っている機体を白鯨に追突させたのだ
芥川や桜の言う人虎くん……『中島敦』は鏡花が命を失ったと思っていた
しかし、彼女は探偵社の社長、『福沢諭吉』の異能により夜叉白雪を制御できるようになり、自分の足に着いている鎖を切り脱出に成功していた
その時、鏡花の見せた顔だ
敦に微笑みながら、「ただいま」と言った
それを見た桜は鏡花はちゃんと光の中にいる、もう大丈夫
そう悟ったのだろう。
自分が闇にいても、鏡花はきっと光の中で生きていけると、そう確信したのだ
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作者名:雪華 | 作成日時:2018年11月11日 16時