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よ ん 。 ページ5

George side


夜中の2時を過ぎたくらい。

風呂から上がり部屋に行こうとするとリビングの灯りを見つける。


G「なにしてんだよ」

「ん?今日の動画の編集〜」


なんて言いながらパソコンをカタカタと音を立てるA。


G「残りは明日俺がするからもう寝ろ?」

「大丈夫、あと少しだから!」


俺とは違い、一つのものに集中してしまうこいつに今は何を言っても無駄だ。


G「ほれ。」


黙って台所へ行き体が冷えないようにココアをいれAに渡す。

季節はもうすぐ春になるが夜はまだ寒い。


「あ、ありがと〜!」

G「体冷やすなよ?」

「さすがイケメンはすることが違うね?w」


そんなこと言って悪戯っぽく笑うこいつが俺は好きで仕方ない。

いつまでも伝えられず いつまでも気づかれない。

俺はいつからお前が好きだったんだろう?

気づいたら好きになってたんだ。

性格や癖とか色々知ってくうちにだんだん好きが増していった。

俺が今まで出会った中で最高のいい女。


「美味しい…。」


暖かい飲み物を飲むお前はどこか寂しそうで

思わず手を握った。


「ジョージ?どうしたの?」

G「なんか寂しそうだったから。」


ん?なんて言って首を傾げるA。

俺は知ってるんだ、まだ俺の知らないお前がお前の中にいることを。


俺 は ず っ と 思 っ て る 。

お 前 の 全 部 を 知 り た い っ て 。



ーーーーーーーーーー


あなた side


G「じゃあゆっくり寝ろよ?」

「お前もな?w」

G「やかましいわwおやすみw」

「うん、おやすみw」


編集が終わるまで一緒にいてくれたジョージにおやすみと伝えお互い自室に入る。

ジョージに寂しそうだったから。なんて言われて少し驚いた自分がいた。

見てないようで案外見られているんだ。


私にはお兄ちゃんしか知らない秘密がある。

あまり話したくない

知られたくない過去がある。


ーーーーー

日本へ帰国する前日。

皆がそれぞれ自室でパッキングしてる。

私もまとめてはいるものの昔から荷物をまとめるのが苦手で

皆が終わったと言ってる中、私はまだ散らかり放題の部屋にいた。

M「Aー、終わったー?おーう…w」

「だめ、助けて〜…」


今にも泣きそうな私を泣くなよ〜?と慰めながら部屋に入ってくるお兄ちゃん。

結局手伝ってもらい無事パッキングも終わり皆のいるリビングへ向かった。


ーーーーー

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設定タグ:YouTuber , カリスマブラザーズ , カリブラ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:葉。 | 作成日時:2018年3月5日 21時

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