に じ ゅ う ろ く 。 ページ27
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G「あ、え?起きてんの?w」
「待ってた。」
私が寝てると思っていたのか起きてる私に驚くジョージ。
お風呂上がりで髪が濡れているからだろうか
いつもよりちょっと色っぽいジョージ。
G「あっちの部屋いく?」
「うん、行く」
ジョージと2人でもう一つの部屋へ移動する。
髪を乾かし終え、パソコンを開いて編集作業を始めようとするジョージ。
G「お前寝なくていいの?もう今日だけどコラボあるじゃん?」
「あ、オールして行くから大丈夫だよw」
G「それ大丈夫ってゆうのかよww」
「あ、あのね!話したいことあるの…!」
G「ん?なんだ?w」
改まる私に笑って聞いてくるジョージ。
ずっとしたくて出来なかった
ジョージへの返事をする時がきた。
「ジョージ、前に私のことを好きって言ったよね…?」
G「言った。」
食い気味に返事をし、少し真剣な顔つきになるジョージ。
「ねぇ、怒んないで聞いてね…?w」
G「怒ってねえわw いや、あのさ、ちゃんと聞こうと思って。」
「私の返事を?」
G「いや、返事もだけどさ…」
「ん?」
G「お前の事、ちゃんともっと知りたいから。
そろそろ俺にも話してくんないかな、昔のこととか…。」
ジョージの言葉に今までとは違う意味でドキッとしてしまう。
ジョージもジローも普段から普通に接してくれるし何も聞かずにいてくれてるけど、いつか話さなきゃ。と思っていたこと。
話すのが怖くて、話すタイミングがあっても話せなくてきっとずっと気にしてくれてたんだと思う。
「…、お兄ちゃんからはどこまで聞いてるの…?」
G「みのとお前が血の繋がってない兄妹ってことと、出会ったのはお前が高2の時って事は聞いたことあるけど…」
お兄ちゃんからは詳しくは聞いてないみたいで
お兄ちゃんもこのことに関しては自分から話したがらなかったらしい。
「いずれは知られるもんね…。でも、話すならジローにも話したい。今まで話さなくてごめん…。」
G「謝んな、お前は何も悪くねぇよ、話したくないこと無理矢理には聞きたくなかったんだ、じゃあ今日の夜、聞かしてくれるか…?」
「うん、約束する…!」
微笑んでみせるとジョージは悲しそうに微笑んで2人で指切りげんまんをした。
ーーー
出かける準備が終わるくらいにお兄ちゃんが起きてきた。
M「おはよ〜…」
「おはよ!お兄ちゃん!」
M「あ、今日ソロか、気をつけてね?」
「ありがとう!あ、あのね…」
ーーー
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作者名:葉。 | 作成日時:2018年3月5日 21時