じ ゅ う に 。 ページ13
.
「…わっ!」
G「わっ!びっっくりした〜…、おい!w」
「えへへwただいま!」
おかえり。と言いながら微笑んでくれるジョージ。
G「遅くなるなら遅くなるって言えよ〜、心配すんだろ?」
「あ、ごめんね…?」
G「そんな申し訳なさそうにすんなよ、誰も怒ってねぇから大丈夫だからw」
そう言いながら私の頭をぽんぽんと撫でてくるジョージ。
その仕草も その笑顔も なんかずるい…。
なんでだろう。
ど き ど き し ち ゃ う 私 が い る 。
「ちっちゃいくせに!」
G「いきなりなんだよw」
エレベーターに乗り込み部屋のある階へと上る。
「ただいまー!」
私とお兄ちゃんの部屋に声をかけると誰もいない。
「あれ?」
G「みのあっちにいる〜」
「え、まって!荷物置いてから!!」
ジョージが自分の部屋のロックを解除しながら私を待ってくれてる。
「ただいまー!」
二度目のただいまにやっと返事が返ってくる。
M「あ、やっと帰ってきたな〜?遅いじゃん」
心配したよ?と言いながら私をハグするお兄ちゃん。
J「あ、おかえり〜」
風呂上がりにパンイチでうろうろするジロー。
「帰ってきて早々きもいわ〜」
J「やかましいわw」
「私もお風呂はいっちゃお〜」
部屋着を取りに戻りまたジョージとジローの部屋へ行く。
G「自分の部屋で風呂入れやw」
「やだよ、だって誰もいないじゃん!」
J「ガキだな〜w」
罵られてる言葉を無視して皆が集まる部屋のバスルームへと向かった。
お風呂から上がるとお兄ちゃんの姿がなかった。
「お兄ちゃん戻ったの?」
J「あっちのバスルーム使うって〜」
「あ、なるほど!」
バスタオルで頭を拭きながらジョージのベットに腰掛ける。
G「部屋戻らんのかいw」
「お兄ちゃんまだ上がってこないんだったら1人でいるの嫌だもん!」
我儘だな〜。と言いつつも私を部屋にいさせてくれるジョージとジロー。
J「髪乾かしてやるよ」
「え!ありがとう!」
伸ばしかけてるセミロングの髪をタオルドライしてる私にドライヤーを持ってきてくれるジロー。
J「ジョージがなw」
G「俺かよw」
しゃーねぇなー。なんて言いながら私の後ろで膝立ちして乾かしてくれるジョージ。
G「だいぶ伸びたな〜」
「まだまだ伸ばすよ!」
茶髪混じりな黒髪を手ぐしでささっとときほぐしながら乾かしてくれるジョージ。
そ の 一 瞬 一 瞬 に
ま た ど き ど き し て る 自 分 が い た 。
ーーー
200人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葉。 | 作成日時:2018年3月5日 21時