え ぴ そ ー ど 04 ページ5
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「お疲れさま〜、ごめんね!」
てつや宅のリビングのドアを開けるなり私の大きな声がリビング中に響く。
と「りょうの具合どやった?」
「行った時は9度超えてたんだけど、帰る頃には7度台まで下がったよっ!」
虫「おー、献身的だね〜、Aもお疲れさまっ。」
そう言って私に冷えたお茶を出してくれるざわくんにありがとう。とお礼を言う。
て「わー!やべぇってwww」
ゆ「こぼれとるでごわす〜w」
奥の部屋から聞こえる楽しそうな声。
「撮影中?」
と「そう、まーたばかなことしとったげw」
「へー、楽しみw」
りょうが寝てる間に編集して仕上げた動画のデータをざわくんの前に置く。
「これ、昨日預かったデータ分、確認しておいてください!」
虫「え?!もう終わったの?!w」
と「機械に強いにも程があんだろw」
「え?w」
私はまだ編集を初めて日が浅いけど
そのスピードはざわくん曰くメンバーいち早いらしい。
いつも終わったよ。と言ってデータを渡すと嘘つけ!と言われるがその後は必ず褒められる。
虫「じゃあこの編集もAにお願いしてもいいかな?」
「うん!了解です!」
と「今日あの撮影で終わりだげ、帰るなら帰っていいぞ。」
「じゃあちょっと編集進めて帰ろうかなっww」
パソコンを開けてデータを差し込み編集の準備をするとまだすんの?!と二人に驚かれる。
結局その日は疲れていたのかそのまま寝てしまいてつやの家に泊まってしまった。
ーーー
目覚めたのは早朝で、もちろんてつやの家には誰もいない。
てつやは自室でちゃんと寝ていて御曹司も奥の部屋で眠っていた。
「一旦帰って、シャワー浴びてまた来よう…。」
変な体勢で寝てたからか身体中凝ってるような感覚が残る。
シャワーを浴び、身支度を済ませ家を出ると見慣れた車が家の前に泊まっていた。
慌てて駆け寄って車の中を覗くとそこにいたのは昨日までぐったりしてたはずのりょう。
(コンコンっ)
窓を軽く叩くと目を開けてニコッと微笑むりょう。
自分の隣の助手席を指さして乗って。と催促してくるりょうに従い車に乗り込んだ。
り「おはよっ、昨日はありがとっw」
「え、りょうなんでここにいるの?風邪は…?」
り「Aの作ってくれたスープ飲んだらすぐに元気になって治っちゃったww」
お世辞でもそう言ってくれたことが嬉しくて
少し、自分の瞳が潤んだことを自覚した。
ーーー
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葉。(プロフ) - あざなさん» あざなさん、コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです…!ありがとうございます!次回作を書き終えるタイミングになってしまうかもですがいつか書きたいです…!気長に待っていてくださると嬉しいです…!頑張ります!ありがとうございます! (2018年8月17日 18時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
あざな(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とても素敵な作品で、毎回更新を楽しみにしておりました(/ω\)出来れば更に続編が…(夢主ちゃん妊娠…)なんて。次回作も楽しみにしております、お身体に気を付けて、更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年8月17日 13時) (レス) id: ec4104c927 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - なのさん» ありがとうございます! (2018年7月26日 4時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 葉。さん» いえいえ!!応援してます!! (2018年7月26日 0時) (レス) id: f117f84805 (このIDを非表示/違反報告)
葉。(プロフ) - なのさん» なのさん、コメントありがとうございます!!とても嬉しいです(><)!これからもなるべく頑張って毎日更新頑張ります! (2018年7月26日 0時) (レス) id: cc401630f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉。
作成日時:2018年6月30日 21時