【第五人格】邪眼を持つ者 (ページ28)

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24話ページ28

揺れていた奥の暗号機では心眼と炭鉱者が2人で解読していた

異常で解読妨害をしようとしたが次の瞬間には上がってしまった

『あと残り1台…』

私の特質｢蛇に睨まれた蛙｣と相性のいい心眼を追いかけることにした

ノートン｢追わせないよ｣

『っ！？これは、磁石…？』

ヘレナ｢ありがとうございます！｣

ノートン｢ここは僕に任せて暗号機を頼んだよ｣

磁石の反発により壁に打ち付けられスタンしている間に心眼が逃げてしまった

『……仕方ないわね』

ノートン｢そう来なくっちゃね｣

『腹立つわね…この糞ガキ』

ノートン｢裏が出てるよ｣

運悪く強ポジ付近の暗号機だったためなかなか攻撃が当たらない

炭鉱者の特質はハンターが近づけば発動するのでこれまた厄介だった

磁石で逃げ、磁石がなくなったら溜まるまでチェイス…

やっとのことダウンさせた瞬間

ウゥー！！！

けたたましく鳴るサイレン音

それと同時に走り去っていく炭鉱者

『中治り…！！』

ノートン｢ナイスタイミングだよヘレナさん｣

引き留めるがあるものの磁石で距離を取られ霧の刃やチェーン攻撃などの遠距離攻撃のない私は攻撃が当てられない

しかもゲート前で待機していた心眼がもうゲートの暗号を入力し終わった所だった

ギリギリ間に合うと思った次の瞬間体が後方へ飛ばされた

『っ……！！まだ磁石が残って…！？』

ノートン｢危なかった…｣

『ちっ…………』

ノートン｢そうだ…イソップ君達が君に会えてないって寂しがってたよ｣

『イソップ達が？……今日そっちに行くわ』

ノートン｢了解。伝えとくね｣

ゲートから脱出する炭鉱者を眺めながら自分も帰路に着いた